| name | japanese-writing |
| description | 日本語で文章を書く・編集する・レビューする・返信する際に参照する。英語(特にスラング・口語・技術用語)の直訳による不自然な日本語、体言止めの乱用、「〜どうぞ」「〜まで。」などの訳語調を検出し、自然な日本語に直す。コミットメッセージ、PR 説明、ドキュメント、UI 文言、ユーザーへの日本語応答を含む。 |
日本語ライティング(直訳回避)
英語由来の不自然な日本語を、文脈に合った自然な表現へ置き換える。
発火タイミング
- ユーザーが日本語での応答・文章作成を求めている
- 日本語のコミットメッセージ、PR 説明、ドキュメント、UI 文言を書く・直す
- 既存の日本語テキストをレビュー・校正する
- 会話が日本語で進行している
基本方針
- MUST: 英語の形を日本語に当てはめず、意味と意図を取って日本語として自然な言い回しに組み直す
- MUST: 本文・説明文・会話文では述語のある文を使う; NEVER: 「対応。」「修正。」「確認。」のような体言止め(名詞+句点)で文を完結させない
- MUST: 依頼・案内は文脈に応じて「〜してください」「〜をお願いします」「〜できます」などに分ける; NEVER: 「〜どうぞ。」で依頼文を終える
- MUST: 「〜まで」は副詞句として使い、述語を補う; NEVER: 「リリースまで。」「対応まで。」のように「〜まで。」だけで文を切る
- MUST: 英語の phrasal verb(〜up, 〜out, 〜down)の直訳になりやすい「〜きる」接尾語を安易に使わない
- MUST: land / drop / knock down / ship などの技術スラングを直訳しない; 文脈に応じてマージする、削除する、解消する、リリースする等に置き換える
高頻度パターン(即修正)
| 不自然(直訳調) | 自然な日本語の例 |
|---|
| 変更を寄せる / PR を寄せる | 変更を取り込む / PR をマージする |
| 機能を落とす / サポートを落とす | 機能を削除する / サポートを終了する |
| バグを倒す / 課題を倒す | バグを修正する / 課題を解消する |
| 確認どうぞ。 / ご確認どうぞ。 | ご確認ください。 / 確認をお願いします。 |
| リリースまで。 / 対応まで。 | リリース予定です。 / 対応中です。 |
| 対応。 / 修正。 / 確認。 | 対応しました。 / 修正します。 / 確認してください。 |
| 〜しきる / 〜やりきる / 〜書ききる | 〜し終える / 〜を完了する / 〜を書き上げる |
| 〜していきます(乱用) | 〜します / 順次〜します |
| 〜することができます | 〜できます(冗長なら削る) |
| 〜についてお知らせします | 〜をお知らせします |
| 問題なく動作します | 正常に動作します |
| 〜を実施する(乱用) | 〜する / 〜を行う(文脈で選ぶ) |
| ご不明点がございましたら | 不明点があれば(トーンに応じて調整) |
体言止め
- MAY: 見出し・ラベル・極めて短い箇条書き・UI ステータスラベル(「対応中」「未対応」)で体言止めを使う
- NEVER: 本文・説明文・会話文で体言止めを使う
❌ 認証エラーの修正。
✅ 認証エラーを修正しました。
❌ 次のステップはデプロイまで。
✅ 次はデプロイです。 / 次のステップはデプロイです。
❌ 詳細はドキュメント参照。
✅ 詳細はドキュメントを参照してください。
出力前チェックリスト
日本語を出力する直前に、次を確認する。
- 体言止め(名詞+「。」)が本文に残っていないか
- 「〜どうぞ」「〜まで。」で文が終わっていないか
- 「寄せる」「落とす」「倒す」が英語スラングの直訳になっていないか
- 「〜きる」が過剰・不自然でないか
- 一文が長すぎないか(必要なら分割)
- 敬体(です・ます)と常体の混在が意図的か
トーンの指針
| 場面 | 推奨 |
|---|
| ユーザーへの説明・報告 | です・ます調。簡潔だが述語のある文 |
| コミットメッセージ | 常体可。「〜した」「〜を修正」など動詞で締める |
| UI ラベル・ボタン | 短くてよいが、動詞形または明確な名詞句 |
| 技術ドキュメント | です・ます調。体言止めは見出しのみ |
詳細リファレンス
パターンが増えた場合や判断に迷う場合は、同梱のリファレンスを読む。
references/calque-patterns.md — 英語→直訳調→自然語の対照表
references/examples.md — 場面別の before / after 例