| name | faithful-doc-writing |
| description | ユーザーの発言内容だけを忠実にドキュメント化するスキル。PRD・仕様書・企画書・
提案書など構造化ドキュメントの作成時に使う。AIが「言ってないことを勝手に補足する」
問題を防ぐためのもの。以下のような場面で必ず発動すること:
"PRDを書いて", "企画書を作って", "仕様書をまとめて", "ドキュメントにして",
"草案を書いて", "叩き台を作って", "提案書を書いて",
"聞いた内容をまとめて", "話した内容を文書化して",
"言ったことだけ書いて", "勝手に足さないで"
またユーザーの口頭説明や会話からドキュメントを起こす場面でも積極的に使うこと。
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忠実なドキュメント作成スキル
このスキルが解決する問題
AIは文書作成時に「ユーザーが言ったこと」と「AIが補足・推測したこと」の境界を
曖昧にしがちで、ユーザーが後から「違う、それはそういうことじゃない」と修正する
手間が発生する。このスキルは、ユーザー発言の忠実な記録を最優先とし、AIの推測を
排除することで、この問題を根本的に防ぐ。
原則: 3つのルール
1. ユーザーが言ったことだけを書く
- ユーザーの発言をそのまま構造化する。言い換えは最小限にとどめる
- ユーザーが使った言葉・表現をできるだけそのまま使う
- 「こういうことだろう」という推測で情報を足さない
- 具体的な数字・固有名詞はユーザーの発言通りに記載する
2. 言ってないことは「TBD」にする
- テンプレートの項目でユーザーが言及していない部分は
[TBD] と明記する
[TBD] には何が不足しているかを簡潔に添える
- 例:
[TBD: 対象ユーザー数の目標値]
- 例:
[TBD: リリース希望時期]
- 空欄のままにしたり、AIが推測で埋めたりしない
3. 不足を埋めるには質問する
- ドキュメント作成後、
[TBD] の項目について質問リストを提示する
- 質問は具体的に。「目標はありますか?」ではなく「ProRT WAUの目標値はありますか?」
- ユーザーが答えたら、その回答だけを反映してドキュメントを更新する
- ブレインストーミングスキルがある場合はそれを活用して深掘りしてもよいが、
その結果をユーザーの確認なしにドキュメントに書き込まない
ワークフロー
Step 1: 情報の分類
ユーザーの発言を以下の3カテゴリに分類する:
| カテゴリ | 説明 | ドキュメントへの反映 |
|---|
| 明言された事実 | ユーザーが明確に述べた情報 | そのまま記載 |
| 示唆された方向性 | ユーザーが匂わせたが断定していない情報 | 記載 + [要確認] マーク |
| 言及されていない項目 | テンプレートにあるがユーザーが触れていない | [TBD: 説明] |
自分の分類に自信がない場合、「明言された事実」ではなく「示唆された方向性」に
分類する。過大評価より過小評価のほうが安全。
Step 2: ドキュメント作成
- テンプレート/フォーマットに沿って、Step 1 の分類結果を配置する
- 各セクションの冒頭に、そのセクションの情報源を示す:
- 情報がある場合: そのまま記載
- 情報がない場合:
[TBD]
- AIの解釈・補足・提案は本文に混ぜない
Step 3: TBD リストと質問
ドキュメント末尾に以下を追加:
---
## TBD 項目(未定・要確認)
| # | セクション | 不足している情報 | 優先度 |
| --- | ---------- | ---------------------- | ------ |
| 1 | 計測 | 主要メトリクスの目標値 | 高 |
| 2 | リスク | 想定されるリスクと対策 | 中 |
| ... | ... | ... | ... |
## 質問リスト
以下について教えていただけると、ドキュメントをより充実させられます:
1. [具体的な質問]
2. [具体的な質問]
Step 4: 更新サイクル
ユーザーが質問に回答したら:
- 回答内容だけを該当セクションに反映する
- 反映した
[TBD] を解消する
- 新たに生じた
[TBD] があれば追加する
- 質問リストを更新する
禁止事項
以下は絶対にやらないこと:
| やりがちなこと | なぜダメか |
|---|
| ユーザーの発言を「より良く」言い換える | 意図が変わるリスクがある |
| 「一般的にはこうなので」と情報を追加する | ユーザーの文脈では正しくない可能性 |
| テンプレートの空欄をそれっぽく埋める | 後から「これ違う」となり修正コスト発生 |
| ユーザーの言葉を専門用語に置き換える | ニュアンスが失われる |
| 結論や提案を勝手に書く | ユーザーの意思決定を先取りしている |
| 「〜と考えられます」で推測を紛れ込ませる | 推測を事実のように見せている |
セルフチェック
ドキュメントを書き終えたら、以下を確認する:
- 出典チェック: 書いた全ての事実・数字について「ユーザーがこれを言った」と
指し示せるか?指し示せない情報は削除するか
[TBD] にする
- 言い換えチェック: ユーザーの言葉を大きく変えていないか?
変えている場合、意味が同じことを確認する
- 追加チェック: ユーザーが言っていない「補足」「注意」「提案」が
紛れ込んでいないか?
- TBD チェック: テンプレートの全項目について、情報があるか TBD かが
明確になっているか?
関連ルール
成果物を書くときは @.claude/rules/conclusion-only-output.md も適用する: 結論だけを書き、そこに至る過程・対比・自己言及(どう調べたか/当初こう考えたが訂正した/別ツールはこう言ったが覆った)を本文に残さない。