| name | x-retrospective |
| description | セッションのふりかえりをKPTA形式で実施し、設定の改善提案と即時実施を行う。 「ふりかえり」「レトロスペクティブ」「retrospective」「振り返り」「KPT」「KPTA」 「今日のセッションを振り返って」「改善提案して」のように使う。
|
| context | fork |
| allowed-tools | ["Bash","Read","Write","Edit","Glob","Grep","AskUserQuestion","Agent","TaskCreate","TaskUpdate","TaskList"] |
x-retrospective
セッションを振り返り、「今すぐ直せる設定変更」を提案・実施する。
記録は副産物。メインは改善の実施。
- retrospectiveファイルを読み込む
- セッション内容を整理する
- KPTA分析
- 改善提案を生成する
- 改善を実施する
- retrospectiveファイルにT/Aと結果を追記する
タスク登録(実行開始時に必ず実施)
フローを開始する前に、全ステップをTaskCreateで登録します。各ステップを開始するときTaskUpdateでin_progressへ、完了したときcompletedへ更新します。
| # | subject | blockedBy |
|---|
| 1 | Step 1: retrospectiveファイルを読み込む | — |
| 2 | Step 2: セッション内容を整理する | 1 |
| 3 | Step 3: KPTA分析 | 2 |
| 4 | Step 4: 改善提案を生成する | 3 |
| 5 | Step 5: 改善を実施する | 4 |
| 6 | Step 6: retrospectiveファイルにT/Aと結果を追記する | 5 |
Step 1: retrospective ファイルを読み込む
セッションで使われたretrospectiveファイルを読み込む。
最後に更新されたファイルを使う(セッションが日をまたぐ場合も対応)。
latest=$(ls -t retrospective/[0-9]*.md 2>/dev/null | head -1)
cat "$latest" 2>/dev/null || echo "(記録なし)"
Step 2: セッション内容を整理する
会話コンテキストとretrospectiveファイルを振り返り、以下の観点で気づきを拾う。
| 観点 | 確認内容 |
|---|
| 繰り返しのブロック | 同じ deny / ask が複数回発生したか |
| 繰り返しの承認 | 同じ permission を何度も許可したか |
| 繰り返しの指示 | 同じ指示・判断基準を複数回伝えたか |
| 定型化したワークフロー | 毎回同じ手順で作業したか |
| 手動で繰り返し呼んだスキル | 同じスキル・エージェントを毎回手動で実行したか |
| 新ツール導入 | 新しいコマンド・サービスを使い始めたか |
| 遅いフィードバック | CI のみになっているチェックがあるか |
| うまくいった判断 | 続けるべき良いアプローチがあったか |
実施したタスクの概要と、上記の観点で見つかった改善候補をユーザーに提示して確認を取る。
Step 3: KPTA分析
| カテゴリ | 着眼点 |
|---|
| Keep | 続けるべき良い判断・アプローチ(さらに強化・仕組み化できるものはTry/Actionへ) |
| Problem | Step 2 の気づきから原因を掘り下げる |
| Try | 改善につながりそうなアイデア(量重視) |
| Action | 次のセッションで確実に実行できる具体的な施策 |
Problemの各項目は以下のフォーマットで整理する。改善先はStep 4の判断テーブルを参照する。
### [P-N] タイトル
- 状況: いつ・どこで何が起きたか
- 問題: 何がどうなってしまったか
- 原因: 何が再現条件か
- 改善先: hooks / CLAUDE.md / rules / skills / settings.json / agents
- 対策: 改善先に対して何をどう変えるか
Step 4: 改善提案を生成する
Step 3のProblem(改善先・対策)をもとに、具体的なファイルパスと変更内容を決める。
改善先の判断に迷ったとき
| 症状 | 改善先 |
|---|
| 同じ deny / ask が複数回発生した | hooks/pre-tool-use/ にルールを追加 |
| 編集してはいけないファイル(設定・鍵・lockファイル等)が file-protect.sh に漏れていて編集された | hooks/pre-tool-use/file-protect.sh にパターン追加 |
| 同じ permission を何度も承認した | settings.json の allow に昇格 |
| すべての会話に共通する制約(短く書ける) | CLAUDE.md に追記 |
| 特定のファイル種別を編集するときだけ必要 | rules/ に追加(paths: で適用範囲を絞る) |
| 毎回同じ手順・明示的に呼び出す | skills/ に切り出す(/skill-creator を使う) |
| 状況で判断が変わる・自律的に動かす | agents/ に切り出す |
| 新しいツール・サービスを使い始めた | settings.json の allow/deny に追加 |
| フィードバックが遅い・CI のみになっている | hooks/post-tool-use/ に移す |
| スキル・エージェントを毎回手動で呼び出している | UserPromptSubmit フックで自動化できないか検討する |
改善提案のフォーマット
#### [改善提案-N] タイトル
- 対象: hooks / CLAUDE.md / rules / skills / settings.json / agents
- 対象ファイル: 具体的なパス
- 内容: 何をどう変更・追加するか
- メリット: この改善によって何が変わるか
- デメリット: 制約・副作用・注意点
Step 5: 改善を実施する
AskUserQuestionで確認する。
{
"question": "改善提案の中で、このセッション中に実施するものを選んでください",
"options": [
{ "label": "実施する", "description": "どの提案を実施するか選んで今すぐ実装する" },
{ "label": "記録のみ", "description": "retrospective ファイルに記録して次回以降に持ち越す" }
]
}
「実施する」が選択された場合、以下を直接実行する。
| 改善対象 | 実施方法 |
|---|
| hooks にルール追加 | 対象ファイルを編集 |
| CLAUDE.md / rules/ に追記 | 該当ファイルを編集 |
| 新スキル作成 | /skill-creator を呼び出す |
| settings.jsonのallow昇格 | settings.json を編集 |
Step 6: retrospective ファイルに T/A と結果を追記する
ディレクトリが存在しない場合は先に作成する。
mkdir -p retrospective
retrospective/YYYY-MM-DD.md にTry/Actionと実施結果を追記する(ファイルがなければ作成)。
## Try
- <箇条書き>
## Action
<Step 3 の Action 項目>
## 改善提案と実施結果
<Step 4・5 の内容と実施結果>
注意事項
- Keepは改善だけでなく「良かった点の言語化」も重要
- Problemでは責めず「再現条件を探す」姿勢で書く
- Actionは「今すぐできる」「誰が見ても明確」な粒度に絞る
- CLAUDE.mdの変更は100行以内を維持する