| name | pr-triage |
| description | 作成手順「pr-triage」(self-evolving-agent から自動同期): PR トリアージ手順(EM 版) |
PR トリアージ手順(EM 版)
用途: EM として PR キューを受け取ったとき、「何をどの順番でどの深さで」見るかを 2 分以内に決定し、workspace/ または Notion に結果を記録するとき。
Step 1:PR を分類する(1 PR あたり 15 秒)
コードを読む前にまず分類する。分類が変わると期待するレビュー深度が変わる。
| 種類 | 特徴 | EM のデフォルト対応 |
|---|
| 🔴 緊急修正 | クラッシュ / P1 バグ / ホットフィックス | 優先して自分でレビュー。diff < 50 行なら 5 分以内に判断 |
| 🟡 機能実装 | 新機能 / 仕様追加 | アーキテクチャ影響を確認。チームパターンに影響するなら自分でレビュー |
| 🔵 リファクタリング | 技術的負債解消 / モジュール移設 | 移設先・依存方向の正しさを確認。実装詳細はシニアに委任 |
| ⚪ 機械的変更 | lint / 依存更新 / フォーマット / 自動生成 | CI グリーン確認後に即捺印または委任 |
Step 2:優先度マトリクスで並べる(全体で 30 秒)
緊急度(本番影響・デッドライン・他 PR がブロック中)× リスク(複雑度・テスト不足・アーキテクチャ変更)の 2 軸で配置する。
| 低リスク | 高リスク |
|---|
| 緊急 | テスト確認後に即承認 | 深いレビュー+必要なら作者とペア |
| 非緊急 | バッチ確認 or シニアに委任 | 専用スロットをカレンダーに確保 |
Step 3:EM 判断 — 「自分でやる」か「委任する」か(10 秒)
以下のいずれかに該当する場合 → Andy が自分でレビュー:
- アーキテクチャ構造に触れる(レイヤー境界・モジュール依存方向・DI 設計)
- チーム全体のコーディングパターンを変える(命名規則・エラーハンドリング・共通基盤)
- 新メンバーが初めて触れる複雑な機能(オンボーディング観点で良い前例を作る必要がある)
- 外部パートナー(電通等)との I/F に関わる仕様変更
それ以外はシニアレビュアーに委任し、Andy はスポットチェック(1〜2 個のコメント確認程度)で完結させる。
Step 4:レビュー深度のガイド
| 種類 | 重点観点 | Andy が見る行数の目安 | 時間目安 |
|---|
| 🔴 緊急修正 | 修正箇所の正しさ・副作用・テスト | 修正差分のみ | 5〜10 分 |
| 🟡 機能実装(アーキテクチャ影響あり) | 依存方向・レイヤー守備 / 再利用性 / テスト構造 | 全体 | 20〜40 分 |
| 🟡 機能実装(影響なし) | ロジックの正確さ・テスト存在確認 | 主要ロジック部分のみ | 10〜20 分(委任可) |
| 🔵 リファクタリング | 移設先の整合性・既存コードとの参照整合 | 変更インターフェース部分 | 10〜15 分 |
| ⚪ 機械的変更 | CI ステータスのみ | なし | 2 分 |
Step 5:レビューコメントの品質フォーマット
すべてのブロッカー・メジャーコメントに What + Why + How の 3 要素 を含める(Lesson H 参照)。
重大度ラベル(⛔ blocker / 🔴 major / 🟡 minor / 💬 nit)をコメント冒頭に付与する。
Step 6:出力フォーマット
## レビュー推奨順(自分でやる PR)
| 順位 | PR | タイトル | 種類 | 判断根拠 | 時間見積 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | #XXX | タイトル | 🔴 緊急修正 | クラッシュパス・diff 12 行・最速で解消可 | 5 分 |
| 2 | #YYY | タイトル | 🟡 機能実装 | OKR ブロッカー・テスト付き・今日承認で即マージ可 | 20 分 |
## 委任する PR
| PR | タイトル | 推奨レビュアー | 理由 |
|---|---|---|---|
| #ZZZ | タイトル | [シニア名] | アーキテクチャ影響なし・実装詳細のみ |
## 今日の判断サマリー
(2〜3 行:何を優先し、何を委任した理由。翌日の自分が読んで文脈を復元できる粒度で)
Step 7:出力前の品質チェック(30 秒)
取り込み経緯: 2026-06-12 の auto-kaizen セッション(スコア 91)で PR トリアージが全ドメイン中「最も手順が薄い領域(14 行)」と自己診断され、workspace/auto-kaizen.md として作成後に procedure として昇格。Lesson I(「分類→EM 判断→優先付けの順で行う」)を体現した手順。