| name | csw_product_canon |
| description | CSW のユーザー向け UI・コピーの正典。ユーザー向け語彙(「環境」)、共有モードの3語(共有/分離/コピー)、選択行の見せ方(塗りのみ)、メニューバーを主機構にしない、コピーの一次ソースは LP、Claude 本体の現行用語への追従、並列 UI の分量・文体、禁止記号(em-dash/※/絵文字)を定める。アプリ UI・LP・docs のラベル/モード名/説明文/マイクロコピーを作る/変える前に読む。 |
CSW プロダクト正典(UI・コピー・用語)
CSW のユーザー向け表示(アプリ UI・LP・docs のコピー、ラベル、モード名、説明文、マイクロコピー)は、その場の思いつきで語や見た目を作らず、ここで確定した正典に従う。
一次正典: docs/SPECIFICATION.md §3「用語の定義」、CLAUDE.md §6(コピーの論理整合)。用語を変えたら全サーフェスへ伝播し grep で残存ゼロを確認する(propagate-changes-to-all-surfaces スキル)。
いつ読むか
- アプリ UI / LP / docs のラベル・モード名・説明文・マイクロコピーを作る/変える前。
- 新しい名詞・語をユーザー向けに出す前。
1. ユーザー向け語彙
- 物の単位は「環境」(英: environment) で確定。ユーザー向けの説明本文・UI・LP・docs では一貫して「環境」を使う。内部実装・CLI コマンド名・ディレクトリ名の
profile / profiles/ / ProfileManager / csw profile は技術識別子として保持してよい(ユーザー向け語彙と技術識別子の二層スキーム)。名前を指すときは「環境名」。
- 確定済みの呼称(これ以外の同義語をその場で作らない):
- 既定・原点の環境 = 「既存の Claude」(Existing Claude)
- 現在の対象 = 「利用中」(In use)
- 共有 / 分離 / コピー (Shared / Isolated / Copy)
- 環境の起動アクション = 「この環境を起動」(Launch this environment、非既定の主ボタン) / 「既存の Claude を起動」(Launch Existing Claude、既定) / 「重複して起動」(Launch alongside、完全分離のみ。起動中の Claude を止めずに並べて開く) / 「前面に表示」(Bring to front、利用中のとき)。起動ボタンに「切り替え」の語を使わない(環境を選んで起動する時点で切替は自明。共有環境が同時起動できない制約は、その場のエラー案内「先に起動中の Claude を終了してから起動」で扱う。重複起動で並べて使う利用者に「切り替え」は紛らわしい。matsumotory 2026-07-09)。「切り替え」は製品概念(環境を切り替えて使える、という価値訴求)としては可で、起動アクションの語としては不可、と使い分ける。
- 公式製品名は英語表記: Claude Desktop App / Claude Code / Claude Cowork / Claude Design
- 新語を即興で作らない。定義も統一もないまま「環境名」「<環境名>」等の語を編集ごとに増やすと不整合の温床になる。手持ちの語で足りなければ既存語で言い換える。本当に新概念なら、呼称を1回確定してから全サーフェスへ一貫適用する。
2. 共有モードの語は3つだけ
- 共有モード(項目単位のふるまい)は 共有 / 分離 / コピー の3語のみ。これ以外の同義語をその場で作らない。
- 「分離」の意味で「別」を使わない。項目やアカウントが分かれることは「分離」または動詞「分ける / 分かれる」で書く。例: ×「アカウントは別になる」→ ○「アカウントは分離される / 環境ごとに分かれる」。例外として
別アカウント / 別に開くターミナル のような per-account の意味の「別」は別概念なので可。
- 共有モードの「コピー」と、既存環境まるごとを写す「複製」(clone) を混用しない。共有モードの Copy は必ず「コピー」。「複製」は clone 機能(複製ボタン)専用の別概念。
3. Claude 本体の現行用語に追従する
- CSW は Claude 本体(Desktop / Code)のデータを分離・共有する道具なので、ユーザー向けラベル・モード名・説明文は Claude 本体が現在使っている機能用語に合わせる。訓練データの記憶で雑に言い換えず、最新の公式情報を ja/en 両方でサーベイしてから確定する(現在日付を添えて最新確認する。
core_ai_workflow のエージェント指示原則と同じ)。
- メモリ ≠ 会話履歴。メモリ = 過去から要約・抽出された持続メモ(人が書く
CLAUDE.md と、Claude が書く自動メモリ)。会話履歴 = 生のやり取りの記録。混同しない。
- 「権限」は
settings.json のツール実行可否(許可 / 拒否 / 確認)であってアカウント権限ではない。誤読を避け「ツール権限・フック」等と表現する。
- CSW の各ファイル → Claude 本体の機能名(メモリ / 会話履歴 / コネクタ(MCP) / 設定 …)の対応表は docs/SPECIFICATION.md §3 を唯一のソースにする。1語1義で、誤読を生む語は本体の正式名に寄せる。
4. 選択行は塗りのみ(左バー・枠線は禁止)
- 設定 UI の一覧で「選択中(詳細を閲覧中)」の行は 背景色の塗り (fill) だけで示す。左の縦アクセントバー(
box-shadow: inset Npx 0 0 …)も、全周の枠線(box-shadow: inset 0 0 0 1px … / border)も使わない。枠線も結局「左の縦辺」を描くので同じ見た目に戻る。
- 縦線・枠は IDE の「カレント行 / 再生位置」風の見た目になり、現在の対象(active)状態とも視覚衝突する。区別が弱ければ塗り・文字色・avatar の持ち上げ(
.selected .avatar { background: var(--surface) })で差をつけ、縦線 / 枠では差をつけない。
- active(現在の対象)は別チャネル(pill)で示し、選択(塗り)と次元を分ける。accent 色は focus リングと active pill 専用にする。
- 選択・フォーカス系 CSS を触ったら
grep -nE "inset .* 0 0|border-left|inset 0 0 0 1px" で左辺エフェクトの再混入がないか確認してから出す。
- スキル根拠:
design-taste-frontend(装飾の縦 / 横ヘアラインを引かない・選択は背景色シフト / テキスト色 / 余白で示す)、minimalist-ui。
5. メニューバーを主機構にしない
- 「メニューバーから切り替え」を中心の売りにしない。macOS はメニューバーのアイコンが多いとアプリのアイコンを隠すことがあり、確実に見える前提で語れない。一般則: ユーザー環境によって見えないことがある UI アフォーダンスを、コピーの中心便益に据えない。
- 切り替えは 結果・体験で語る(用途ごとに環境を分けて選ぶだけで切り替わる / サインインし直し不要 / GUI で完結)。信頼できる導線は設定ウインドウ(起動時に必ず表示、Dock アイコンの reopen でも再表示)で、コピーはそこに寄せる。トレイメニューは補助経路にすぎない。
- 区別: 直す = 切替 / 操作を「メニューバーから」と主語にするマーケ調の主張 → 結果 / 設定ウインドウ表現へ。残す = 製品カテゴリ記述("macOS menu bar utility" / 「メニューバーアプリ」)・実 UI の手順チュートリアル。
6. ユーザー向けコピーの一次ソースは LP
- ユーザー向けコピー(宣伝文・機能説明・ポスト)を書くときは、voice・言い回し・ポジショニングの一次ソースを LP(
website/index.html = EN, website/ja/index.html = JA)にする。README はアーキ事実の裏取りに使い、トーン・語彙・訴求の型は LP に合わせる。
- 書く前に LP の hero / features / use-case / FAQ の実文を必ず Read する。README だけを読んで書き始めない。
7. 並列 UI の分量と文体
- 並んで見える同種の UI 要素(モードカード・選択肢カード・bento セル)は、説明の分量を揃えて見た目のサイズを均一にする。1つだけ説明が長くカードが大きいのは雑に見える。揃わなければ CSS の min-height で均す。
- 並列に並ぶコピーは文体(register)・構文を統一する。1つだけカジュアル / 体言止め / 断片(「〜のときに。」)にしない。全要素を同型・丁寧語・完全文にする。
- 並列ラベルは文字数だけでなく意味の位相も揃える。対になるラベルの一方が概念で他方が期間、のように指しているものの種類がズレた対を作らない。両方を同じ位相(両方とも期間、両方とも概念)で名づけ、長さも近づける(matsumotory 2026-07-02: 「分類が統一的でない。文字数や統一性、表示だけでなく意味も含めた統一感を考える」)。
- プロダクトの説明文(1文以上になる説明)はすべて丁寧語(です・ます)の完全文で書く。カジュアル・体言止め・断片は使わない。例外は短いラベル・バッジ・ボタン・プレビュー値で、これらは体言止め(名詞)でよい。境界は「1文以上の説明文になったら必ず丁寧語の完全文」。
8. 禁止記号(ユーザー可視コピー)
- ユーザー可視テキスト(LP / docs / UI コピー / 画像内文字 / ポスト)に em-dash(
— / ——)・※・*・装飾目的の絵文字を使わない。多用は「AI が書いた」印象の典型的な兆候になり、真摯さを損なう。
- 従属情報(注記・補足)は記号でなく視覚階層(フォントサイズ・色・不透明度・レイアウト)で表す。
- 出荷前に成果物を
— ―― —— ※ * で grep して残存ゼロを確認する。中黒「・」や URL 内のハイフンは対象外。
- 和文の丸括弧は 3 用途以外に使わない(2026-07-03 matsumotory 指摘、正典は japanese-typography-qa §5): (1) 短いコード名・ファイル名の識別子、(2) 初出の略語導入(以下 CSW)、(3) フォーム入力ラベルの必須・任意マーク。補足・言い換え・例示・推奨・分類・注記を丸括弧に押し込まない。UI のラベル・見出し・折りたたみタイトルを「名詞(補足)」の形にしない(×「場所(この環境のデータ)」→ ○「この環境のデータの場所」)。括弧の入れ子(丸括弧の中に鉤括弧)を作らない。利用量・容量のような名詞は「何の」を必ず添える(×「各環境の利用量」→ ○「各環境での Claude の利用量」)。
9. データ可視化(ゲージ・バー)の原則
将来ゲージやバーを出すときの一般原則。CSW の利用量表示は v0.17 で一度実装し撤去したが(経緯は docs/proposals/usage-display-removal.md)、そのときに確定した判読性の教訓は残す。
- ゲージ(バー)を単独で置かない。項目ラベルと数値を常に添え、ホバーや別画面に頼らずその場で「何が何 % か」が読めるようにする。ミニマルさを判読性より優先しない(matsumotory 2026-07-02: バーだけの表示に対し「数値と項目がパッと見でわかったほうがいい」「色で逼迫具合がわかるといい」)。
- 状態(余裕・注意・逼迫など)はゲージ専用の色トークンで示し、共有(
--ok)・削除(--danger)・accent を流用しない(§4 の意味色不変と同じ原則。1色1義を保つ)。
- 古い値を新鮮に見せない。取得からの経過時間を添え、一定時間を超えたら淡色化する。
- 補足(時刻など長さが変わる値)はバー行の横に並べずラベルの下に縦積みする。ローカライズで長くなってもバーの幅を奪わない。
出荷前チェック(1項目ずつ実測で通す)