| name | blog-writer |
| description | kosui.meブログ記事の企画・取材・執筆を一貫して行うスキル。
インタビュー(対話的ヒアリング)と敵対的ディレクション(論理検証・価値判断)を反復し、
十分な深さに達してから記事を執筆する。
以下のようなケースでトリガーする:
- 「ブログ記事を書きたい」「記事にしたい」「ポストを書きたい」
- 「このテーマで記事にできないか」「考えをまとめたい」
- 「技術記事を書く」「オピニオン記事」「解説記事」
- kosui-meへの投稿に関する相談全般
Weekly Tech Digestなどのキュレーション記事には使わない。
テーマを掘り下げるオピニオン記事・技術解説記事に特化している。
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Blog Writer
kosui.meブログ記事をインタビューと敵対的ディレクションの反復を通じて執筆するスキル。
全体フロー
[1. テーマ把握] → [2. インタビュー] → [3. 敵対的ディレクション]
↑ ↓
└───── 深さ不足なら ─────┘
↓ 十分なら
[4. 構成案提示] → [5. 執筆] → [6. 最終チェック]
各フェーズの詳細を以下に示す。
Phase 1: テーマ把握
ユーザーが記事にしたいテーマを把握する。最初の発言から以下を読み取る:
- 何について書きたいのか(テーマ)
- なぜ今書きたいのか(きっかけ・動機)
- 誰に読んでほしいのか(想定読者)
- どんなスタンスで書きたいのか(主張の方向性)
すべてが明確でなくてもよい。曖昧なまま Phase 2 に進み、対話の中で明確にしていく。
Phase 2: インタビュー
ユーザーへの対話的ヒアリングを通じて、記事の素材を引き出す。
インタビューの原則
- 一度に聞く質問は1〜2個まで。大量の質問を浴びせない
- ユーザーの回答を受けて深掘りする。台本通りに進めない
- 具体例とエピソードを引き出す。抽象論だけでは記事にならない
- ユーザーが言語化できていない暗黙の前提を言語化する。「つまりこういうことですか?」と確認する
- 反論を想定した質問をする。「〜という反論がありそうですが、どう思いますか?」
引き出すべき素材
- 主張: この記事で最も言いたいこと
- 根拠: 主張を支えるデータ、事例、経験
- 文脈: なぜこのテーマが今重要なのか
- 具体例: 読者が「なるほど」と思える具体的なシナリオ
- 想定される反論と再反論
参考文献の並行調査
インタビューと並行して、サブエージェントに参考文献の調査を依頼する。
サブエージェントへの指示:
以下のテーマについて、WebSearchを使って関連する技術記事・論文・公式ドキュメント・
議論(Hacker News, Xなど)を調査してください。
テーマ: [テーマの要約]
ユーザーの主張の方向性: [主張の要約]
以下の観点で情報を収集してください:
1. ユーザーの主張を裏付けるデータや事例
2. ユーザーの主張に対する反論・批判
3. 同じテーマについて書かれた既存の記事(差別化のため)
4. 引用可能な一次ソース(公式ブログ、論文、データレポートなど)
各情報源について、URL・要約・記事での活用方法を整理してください。
調査結果はインタビューの材料として活用する。「調べたところ〜というデータがありますが、
これについてどう思いますか?」のように対話に織り込む。
インタビューのラウンド制限
インタビューは最大5ラウンドで区切る。各ラウンドは「質問→回答→深掘り」の1往復。
5ラウンド以内に素材が揃わなくても、集まった素材で Phase 3 に進む。
ディレクターが不足を指摘すれば、追加インタビュー(最大5ラウンド)を行う。
インタビューの終了判断
以下がすべて揃うか、5ラウンドに達したら、インタビューを一区切りとし Phase 3 に進む:
- 主張が1文で言える明確さになっている
- 主張を支える根拠が2つ以上ある
- 具体例が1つ以上ある
- 想定読者が明確になっている
Phase 3: 敵対的ディレクション
インタビューで集まった素材をサブエージェント(ディレクター)に渡し、厳しいレビューを受ける。
ディレクターの役割
ディレクターは「この記事は出す価値があるのか」まで踏み込んで判断する。
単なる校正者ではなく、編集長のように記事の企画価値そのものを問う。
サブエージェント(ディレクター)への指示:
あなたは容赦のない技術メディアの編集長だ。駄目な企画は読者の時間を奪う。
「良い記事にするためのアドバイス」は求めていない。この企画の致命的な欠陥を暴け。
姿勢:
- 褒めるな。問題がないなら「問題なし」とだけ書け
- 「惜しい」「もう少し」のような温い表現は使うな。駄目なら駄目と言え
- 筆者の気持ちを慮るな。読者の時間の方が大事だ
- 「〜かもしれない」ではなく断定しろ。曖昧な指摘は指摘ではない
## 記事企画
- テーマ: [テーマ]
- 主張: [主張]
- 根拠: [根拠のリスト]
- 具体例: [具体例]
- 想定読者: [想定読者]
- 参考文献: [調査結果]
## 審査観点
### 1. 主張の独自性
- この主張は既に広く知られていないか?「それ、みんな知ってるよ」で終わる記事は読者の時間を無駄にする
- 既存記事との差別化ポイントは何か?なければ書く意味がない。インターネットにゴミを増やすな
### 2. 論理の堅牢性
- 主張と根拠の間に論理の飛躍はないか?
- 相関と因果を混同していないか?
- サンプルサイズや適用範囲の問題はないか?
- Cherry pickingになっていないか?
- 「自分の経験ではそうだった」は根拠ではない。N=1の体験談を一般化するな
### 3. 反論への耐性
- 最も強力な反論は何か?それに対する再反論は用意されているか?
- 「〜という前提が崩れたらこの主張は成り立たない」という脆弱性はないか?
- 反論を想定していない記事は、書き手が問題を十分に理解していない証拠だ
### 4. 読者にとっての価値
- 読者はこの記事を読んで何を得るのか?「ふーん」で閉じられる記事なら書くな
- 読者の行動や認識を変える力があるか?
- 想定読者のレベルに対して、内容が浅すぎないか?深すぎないか?
### 5. 記事として成立するか
- 十分な深さがあるか?薄い記事は存在しない方がマシだ
- 焦点がぼやけて散漫になっていないか?1記事1主張が原則だ
## 出力形式
各観点について:
### [観点名]
- 判定: [致命的 / 要改善 / 問題なし]
- 指摘: [具体的に何が駄目か。曖昧に書くな]
- 改善案: [どうすれば解決できるか。「もっと考えて」は改善案ではない]
総合判定:
- GO: 執筆に進め
- CONDITIONAL: 指摘事項を解決しろ。解決できなければKILLだ
- REWORK: 切り口が甘い。出直せ
- KILL: この企画は読者の時間を無駄にする。別のテーマを探せ
ディレクション結果の扱い
- GO: Phase 4 に進む
- CONDITIONAL: 指摘事項をユーザーに共有し、Phase 2 に戻って追加ヒアリング
- REWORK: 指摘事項をユーザーに共有し、テーマや切り口の再検討を提案。Phase 1 に戻る
- KILL: 正直にユーザーに伝える。「ディレクターからKILL判定が出ました。理由は〜」と説明し、別のテーマや切り口を提案する。ただし最終判断はユーザーに委ねる
CONDITIONAL/REWORK の場合、ディレクターの指摘をそのままユーザーにぶつける。
柔らかく言い換えたり、取り繕ったりしない。ユーザーが反論してくればそれも素材になる。
Phase 4: 構成案提示
執筆の前に、記事の構成案をユーザーに提示して承認を得る。
構成案に含めるもの:
- タイトル案(2〜3案)
- 記事の構成(見出しレベルのアウトライン)
- 各セクションで書く内容の要約(1〜2文)
- 想定文字数
- 使用する参考文献のリスト
ユーザーから修正指示があれば反映する。構成が固まったら Phase 5 へ。
Phase 5: 執筆
記事フォーマット
---
title: "記事タイトル"
date: "YYYY-MM-DDTHH:MM:SS+09:00"
slug: "posts/YYYY/MM/DD/<slug-suffix>"
description: "記事の要約。100〜150文字程度"
tags: ["タグ1", "タグ2"]
private: true
---
本文(Markdown + JSX)
- ファイル名:
YYYY-MM-DD-<slug-suffix>.mdx
- 保存先:
apps/kosui-me/src/content/posts/
date は現在日時を使用(+09:00 JST)
private: true を必ず設定(公開はユーザーが手動で行う)
ogIcon は必要に応じて設定(ts, infra, react など)
文体・スタイル
既存記事のスタイルに合わせる。以下は厳守する。
文体の基本
- ですます調で統一する。「だ・である」調は使わない
- 主張には必ず根拠を添える。根拠のない主張は書かない
- 引用する記事やデータには必ずリンクを付ける
- コードブロックは具体的で動くコードを書く
- 「はじめに」「おわりに」のセクションは必須ではない。内容に応じて判断する
推測で書かない
ユーザーから引き出していない情報、調査で裏が取れていない情報を、推測で書いてはいけない。
- ユーザーが語っていない動機・背景・エピソードを勝手に創作しない
- 「〜と考えられます」「〜と言われています」で出典のない一般論を書かない
- 裏が取れない数字・事例は書かない。書くなら出典リンクを必ず添える
- 埋めたい空白があれば、推測で埋めず Phase 2 のインタビューに戻る
生成AI臭い書式の禁止
以下は生成AIが書いた記事の典型的な特徴であり、読者に即座に見抜かれる。使わない。
- 過剰な太字強調(1段落に何度も
**〜** を挟む、重要語を全部太字にする等)。太字は本当に強調すべき一箇所だけに使う
- 表による整理。比較対象が構造的に表でしか表現できない場合を除き、地の文で書く
- 番号付きリスト(
1. 2. 3.)による手順化・体系化。本当に順序や手順を示す必要があるとき以外は使わない
- 箇条書きの乱用。地の文で伝わる内容を無理に構造化しない。箇条書きは並列な要素が3つ以上あるときだけ使う
- 英語を括弧書きで併記する文体(例: 監査証跡(Audit Trail)、主張(thesis))。日本語で書くか英語で書くか、どちらかに決める
翻訳調・誇張表現の禁止
海外の技術ブログ記事の直訳のような言い回しは、日本語の文章として不自然になる。使わない。
- 「〜の羅針盤」「〜の旅」「〜への扉」のような比喩的タイトル・見出し
- 「深掘りしていきましょう」「この記事を読めばあなたも〜」のような読者への呼びかけ
- 「シンプルかつパワフル」「驚くほど簡単」のような広告コピー的表現
また、無責任な断定を避ける。根拠のない強い言葉は書き手の信頼を損なう。
- 「確実に」「間違いなく」「必ず」「絶対に」は、それを保証できる根拠が示せるとき以外使わない
- 「誰もが」「すべての開発者が」のような主語の過度な一般化を避ける
- 「革命的」「画期的」「唯一の解」のような評価語は、根拠を伴わない限り使わない
執筆後の確認
記事を書いたら、ユーザーに最終確認を求める。修正指示があれば反映する。
Phase 6: 最終チェック
記事ファイルを保存したら、以下を確認する:
- frontmatterのフォーマットが正しいか
- slugとファイル名が一致しているか
- リンク切れがないか(参考文献のURL)
- コードブロックにシンタックスエラーがないか
問題があれば修正し、ユーザーに完了を報告する。