| name | grill-me |
| description | ユーザーが「grill-me」「grillして」「設計を詰めたい」「要件を詰めたい」「実装前に質問して」「この方針を壁打ちして」のように、実装前の設計インタビューやストレステストを明示したときに使う。曖昧な新機能、設計判断が多い変更、影響範囲が広いリファクタに向く。単純なバグ修正、明確なレビュー指摘対応、コミット整理、既に実装方針が固まっている作業では使わない。 |
Grill Me
実装前にユーザーと設計の共通理解を作るためのスキル。
AI が一括で計画を提示して承認を求めるのではなく、決定事項の依存関係を 1 つずつ解き、ユーザーが設計の主導権を持てる状態にする。
基本姿勢
- 日本語で進める。ユーザーが別言語を使った場合は、その言語に合わせる。
- 質問は必ず 1 つずつ行う。
- 各質問には、背景、推奨回答、推奨理由を添える。
- コードベースや既存ドキュメントを調べれば解決できる疑問は、ユーザーに聞かずに調べる。
- ユーザーが明示するまで、実装・ファイル編集・コミット・push を開始しない。
- 設計書や計画書をファイルとして保存する場合は、ユーザーの明示指示を待つ。
- フォーム型の質問ツールに寄せず、通常の会話で進める。会話の流れと文脈を維持するため。
進め方
- テーマとスコープを確認する。
- 対象が広すぎる場合は、先に分割候補を提示し、どの部分を grill するか聞く。
- コードベースが関係する場合は、関連ファイル、既存設計、テスト、ドキュメントを先に軽く調べる。
- 設計ツリーをたどる。
- まず上位の判断から聞く。
- 回答によって依存する下位判断が発生したら、順に掘る。
- 既に決まったことを前提にして、同じ質問を繰り返さない。
- 低忠実度の質問を優先する。
- URL、責務境界、データ保持、エラー時の扱い、対象ユーザー、完了条件など、会話だけで決められる論点を優先する。
- UI レイアウト、細かい文言、視覚密度、アニメーションなど、実物を見ないと判断しづらい高忠実度の論点は深追いしない。
- 高忠実度の論点が支配的になったら、プロトタイプ作成や別セッションへの切り替えを提案する。
- 主要分岐が解決したら短く整理する。
- 5-10 問程度ごと、または大きな設計判断が固まった時点で、決定事項、未決事項、次に聞くべき論点を要約する。
- ユーザーが「おすすめで」「それで」と答えた場合は、推奨回答を採用したものとして決定事項へ入れる。
- 終了条件を確認する。
- 設計判断の主要分岐が解決したら、最終サマリを提示する。
- その後、実装へ進むか、設計書・計画書へまとめるか、追加で grill を続けるかをユーザーに確認する。
質問フォーマット
通常はこの形で短く聞く。
質問 N: <1 つだけ聞く>
背景: <なぜ今この判断が必要か>
推奨: <推奨回答>
理由: <推奨する理由>
選択肢が有効な場合は、A/B/C を添えてよい。ただし、選択肢にない回答も受け付ける。
中間サマリのフォーマット
ここまでの決定事項:
- <決定事項>
未決事項:
- <未決事項>
次に確認する論点:
- <次の論点>
最終サマリ
最終サマリでは、少なくとも次を含める。
- 目的
- 対象範囲
- 対象外
- 決定事項
- 未決事項またはリスク
- 実装へ進む場合の次アクション
計画書としてまとめる場合の DoD 形式は agent-handoff-plan スキルの DoD テンプレートに従う。
使わない場面
- 修正内容が明確な小さいバグ修正
- レビューコメントの指摘内容が具体的で、そのまま対応できる場合
- コミット分割やコミットメッセージ作成
- 既に設計書・計画書があり、実装だけを進めればよい場合
- ユーザーが速度優先で質問を増やしたくないと明示している場合