| name | implement-review |
| description | コード変更 (`git diff`) の品質・アーキテクチャ準拠・セキュリティ (OWASP Top 10) を Agent ツール委譲で読み取り専用レビューする。コミット前/PR 作成前のセルフレビュー、「変更をレビューして」「コードレビューして」などで使用。GitHub PR のレビューには implement-review-pr を使用。 |
| model | sonnet |
implement-review
コード変更の品質・アーキテクチャ準拠・セキュリティをレビューします。
フロー
Step 1: 変更内容を確認する
git diff main...HEAD --stat
git diff main...HEAD
ベースブランチはリポジトリの規約に従う(main / develop 等)。
または特定のファイル・ディレクトリを対象にする(ユーザーが指定した場合)。
Step 2: ①仕様準拠レビュー
Agent ツールに委譲して仕様への準拠を確認:
確認項目:
- 対応 Issue・PR の要件・受け入れ条件を充足しているか
- out-of-scope の実装が混入していないか
- 計画(
_/local-plans/ 等)からの逸脱がないか
Step 3: ②コード品質レビュー(OWASP セキュリティ含む)
Agent ツールに委譲してコード品質・セキュリティを確認:
確認項目(品質):
- アーキテクチャ準拠(コンポーネント階層、配置先)
- 命名規則
- Import ルール
- 不要な再描画リスク
- props の最小化
- テストカバレッジ
確認項目(セキュリティ、必須):
- OWASP Top 10(XSS, CSRF, インジェクション等)
- API キー・シークレットのハードコーディング
- 入力バリデーション(システム境界での検証)
- 認証・認可の実装
- 機密データの取り扱い
Step 4: レポートを生成する
out-of-scope 項目を検出した場合は本レポートに「対象外とした項目」と対応案を含める(後述の「実装対象外(out-of-scope)の扱い」を参照)。切り出し先 Issue 番号はユーザー承認後の起票で確定するため、レポート時点では 'TBD' と記載する。out-of-scope の収集はレビュー中(Step 2〜3)に行う。
以下の形式でレポートをまとめる(①仕様準拠・②コード品質/セキュリティの2段階で記述):
## Code Review Results
### ①仕様準拠レビュー
✅ 問題なし
- ...
⚠️ 要確認:
- 受け入れ条件 X が未実装
### ②コード品質レビュー
#### コード品質
✅ 問題なし
- ...
⚠️ 要改善(非ブロッキング):
- `src/components/Foo.tsx:42` — 説明
❌ 要修正(ブロッキング):
- `src/components/Bar.tsx:10` — 説明
#### セキュリティ(OWASP)
✅ 問題なし
- ...
❌ セキュリティ問題:
- 深刻度: HIGH/MEDIUM/LOW
- `src/api/endpoint.ts:20` — 説明
- 推奨修正: ...
実装対象外(out-of-scope)の扱い
このスキルは読み取り専用のレビューが原則だが、レビューの過程で対応すべきだが現スコープ外と判断した事項(未対応の改善・別機能・技術的負債・後続作業)を検出した場合は、放置せず追跡する。out-of-scope 検出時に限り、ユーザー承認を得たうえで Issue へのコメント/起票という書き込み操作を行う例外とする。
手順
- 既存 Issue を確認する
対象を実装している既存の open Issue があるか検索する:
gh issue list --state open --search "${KEYWORD}"
キーワードは "${KEYWORD}" でクォートして渡す。
-
ユーザーに提示して承認を得る
out-of-scope 項目・既存 Issue の有無・対応案(既存 Issue へのコメント追加 or 新規起票)をレビューレポートに含めてユーザーに提示する。承認を得てから実行する(確認なしに Issue 操作をしない)。
-
既存 Issue がある場合: コメントを追加する
gh issue comment "${ISSUE_NUMBER}" --body "$(cat <<'EOF'
## 実装サポート情報(別作業から検出)
### 検出背景
コードレビュー(`git diff` ベース)の過程で発見した事項。
### 関連ファイル・シンボル
- `src/path/to/file.ts` — 対象関数名・クラス名
### パッケージ・サービスから見た役割・影響範囲
(このシンボルの担う境界、呼び出し元/呼び出し先)
### 着手時の注意点・依存関係
(依存パッケージ、順序制約など)
EOF
)"
-
既存 Issue がない場合: 新規起票する
create-issue-tree が導入されていればそれを使用(既存ルートへの紐付けは --root <ルートissue番号>)、未導入なら create-issue を使用して、適切な親 Issue 配下に起票する。タイトルは Conventional Commits 形式とする。
-
レビューレポートに明記する
out-of-scope 項目はレビュー中(Step 2〜3)に収集し Step 4 のレポートに含める。Issue への書き込み操作は承認後に行う。レビューレポートには「対象外とした項目」と対応案を記載する。切り出し先 Issue 番号は承認後の起票で確定するため、レポート時点では 'TBD' とし、起票後に確定番号を別途通知する。
セキュリティ注記: gh へ渡すキーワード・コメント本文は変数を "${var}" でクォートし、本文は HEREDOC(<<'EOF')で渡してインジェクションを防ぐ。
検証
レビュー完了後、レポートに「①仕様準拠」「②コード品質/セキュリティ」の両セクションが記述されていることを確認する(.claude/rules/verification.md)。セキュリティ問題(HIGH)が残る場合は完了を宣言しない。
よくある失敗
| 問題 | 回避策 |
|---|
| 仕様準拠を確認せずにコード品質レビューに入る | Step 2(①仕様準拠)→ Step 3(②コード品質/セキュリティ)の順を守る |
| セキュリティレビューをコード品質と独立して別報告にしてしまう | ②コード品質セクション内の「セキュリティ(OWASP)」小節に統合して報告する |
| out-of-scope 検出を記録せずに放置する | 検出したら即座に Step 4 の「対象外とした項目」節に記録し、承認後に Issue 化する |
注意事項
- このスキルは原則として読み取り専用のレビューのみ行う(自動修正しない)。ただし out-of-scope 追跡の目的に限り、ユーザー承認後の Issue コメント/起票という書き込み操作を例外的に許可する
- セキュリティ問題は必ず修正してからマージするよう案内する
sandbox 環境での実行
Step 1〜4(git diff の読み取り、①仕様準拠レビュー、②コード品質/セキュリティレビュー、レポート生成)は sandbox 環境で実行できる。ネットワーク越しの操作を行わず、ワークスペース外への書き込みも行わない。前提として base ref(origin/<base> 等)がローカルに存在している必要があり、base を最新化する git fetch はネットワーク操作のため、そのコマンド単位で sandbox 無効にする。「注意事項」の out-of-scope 追跡(Issue コメント投稿・新規起票)のみネットワークを要する任意ステップであり、該当コマンド単位で sandbox 無効にする。