| name | arch-review |
| description | コードベースのアーキテクチャを 6 つの専門エージェントチーム(Claude 5体 + Codex 1体)で 多角的に分析し、リスク・デグレしやすい箇所・改善ポイントを洗い出すスキル。 パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性、セキュリティ、運用、DX、データ整合性、依存関係の 8 観点を 5 グループに分担し、さらに Codex がクロスカットレビュアーとして横断分析する。 エージェント同士が反論・補足・自由な議論を行い、合意形成した結果をレポートとして出力する。 どのプロジェクトでも使える汎用スキル。 Use when: アーキテクチャを分析したい、リファクタリング前にリスクを把握したい、 デグレしやすい箇所を知りたい、コードの健全性を確認したい、大きめの実装前に注意点を洗い出したい、 技術的負債を可視化したい、コードベースの品質を監査したい。 Triggers: "arch review", "アーキテクチャ分析", "アーキテクチャレビュー", "リスク分析", "コード監査", "codebase audit", "技術的負債", "デグレしやすい", "architecture analysis", "risk analysis", "コードの健全性", "品質チェック", "実装前の確認"
|
Architecture Review
6 つの専門エージェントがコードベースを多角的に分析し、議論を通じてリスクと改善点を洗い出す。
ワークフロー概要
Step 1: ヒアリング(対象ディレクトリ・重点観点の確認)
Step 2: コードベース偵察(リーダーがプロジェクト構造を把握)
Step 3: チーム起動 & 並列分析(Round 1 - 6体が独立に分析)
Step 4: クロスレビュー議論(Round 2-3 - 反論・補足・合意形成)
Step 5: レポート統合 & 出力
Step 6: クリーンアップ
Step 1: ヒアリング
以下を確認する(不明ならユーザーに質問):
- 分析対象: プロジェクトディレクトリ(デフォルト: cwd)
- 重点観点: 特に気になる領域があるか(なければ全観点でフル分析)
- スコープ: 全体分析か、特定ディレクトリ/モジュールに絞るか
Step 2: コードベース偵察
リーダー(メインの Claude)がプロジェクト構造を走査する:
ls でトップレベル構造を確認
package.json, tsconfig.json, Cargo.toml, go.mod 等の設定ファイルを Read
- 主要なエントリポイントやディレクトリ構成を把握
- 以下の「プロジェクトコンテキスト」をテキストとしてまとめる:
プロジェクトコンテキスト:
- プロジェクト名: {name}
- 言語/フレームワーク: {tech stack}
- ディレクトリ構成: {tree overview}
- 主要エントリポイント: {paths}
- 設定ファイル: {paths}
- テストの有無: {yes/no, framework}
- 特記事項: {CLAUDE.md や README から得た情報}
Step 3: チーム起動 & 並列分析(Round 1)
TeamCreate で arch-review チームを作成。6 体のエージェントを 1 つのメッセージで並列に TaskCreate で起動する。
エージェント構成
| # | name | 担当 | subagent_type | 分析対象 |
|---|
| 1 | perf-scale-analyst | パフォーマンス + スケーラビリティ | arch-review:perf-scale-analyst | ボトルネック、レイテンシ、密結合、スケール限界 |
| 2 | reliability-analyst | 信頼性 + デグレ耐性 | arch-review:reliability-analyst | テスト不足、型安全性、壊れやすい箇所、エラーハンドリング |
| 3 | security-analyst | セキュリティ | arch-review:security-analyst | インジェクション、認証/認可、機密情報、入力検証 |
| 4 | ops-dx-analyst | 運用 + DX | arch-review:ops-dx-analyst | ログ、可観測性、デバッグ性、コード規約、命名 |
| 5 | data-deps-analyst | データ整合性 + 依存関係 | arch-review:data-deps-analyst | 状態管理、キャッシュ、ライブラリ版管理、EOL 依存 |
| 6 | codex-reviewer | クロスカットレビュー | general-purpose | Codex CLI で横断分析、見落とし検出 |
タスク作成
TaskCreate で 8 つのタスクを作成:
perf-scale-analyst: パフォーマンス + スケーラビリティ分析(依存なし)
reliability-analyst: 信頼性 + デグレ耐性分析(依存なし)
security-analyst: セキュリティ分析(依存なし)
ops-dx-analyst: 運用 + DX 分析(依存なし)
data-deps-analyst: データ整合性 + 依存関係分析(依存なし)
codex-reviewer: Codex によるクロスカット分析(依存なし)
- クロスレビュー議論: 全エージェントの findings を共有し議論(
addBlockedBy: ["1","2","3","4","5","6"])
- 最終レポート統合: リーダーが統合レポートを作成(
addBlockedBy: ["7"])
起動設定(Agent 1-5)
subagent_type: "arch-review:{role-name}"
team_name: "arch-review"
mode: "bypassPermissions"
run_in_background: true
起動設定(Agent 6: Codex)
subagent_type: "general-purpose"
team_name: "arch-review"
mode: "bypassPermissions"
run_in_background: true
プロンプトに含める情報(全エージェント共通)
- Step 2 で作成したプロジェクトコンテキスト全文
- 分析対象ディレクトリの絶対パス
- ユーザーが指定した重点観点(あれば)
- findings の出力先パス:
{project-dir}/docs/.arch-review-workspace/{role-name}-findings.md
- 「findings は必ず Write ツールで絶対パスに書き込むこと」を明記
Step 4: クロスレビュー議論(Round 2-3)
全エージェントの Round 1 分析が完了したら、クロスレビューを開始する。
Round 2: クロスレビュー
各エージェントに他の全 findings ファイルのパスを SendMessage で通知し、以下を指示:
- 他のエージェントの findings を Read で読む
- 自分の観点から 反論・補足・相互作用の指摘 を行う
- 具体例:
- perf-scale:「この密結合はスケーラビリティの問題」→ reliability:「テスト不足でデグレリスクも高い」
- security:「入力検証なし」→ data-deps:「状態管理にも波及する」
- codex-reviewer: Claude 5 体の findings にない観点を指摘
- フィードバックは SendMessage で直接相手に送る
- 重要な発見は自分の findings ファイルに追記する
Round 3: 収束
- 反論への再反論、優先度の議論
- 重要度(Critical / Warning / Info)の合意形成
- 矛盾する指摘があれば議論して解決
- Codex 独自の指摘について Claude エージェントが検証・議論
- 各エージェントが最終版の findings を Write で更新
議論のルール
- ACK 返信不要: 「了解しました」だけのメッセージは送らない
- 実質的な内容のみ: 相手の次アクションに繋がるフィードバックのみ送る
- 待ちすぎない: 2 人以上から反応があれば次に進む
- 自由に議論: 反論・再反論・補足・質問、何でもOK。深い議論を推奨
Step 5: レポート統合 & 出力
全エージェントの議論が収束したら、リーダーが統合レポートを作成する。
- 全 findings ファイルを Read
- レポートテンプレート references/report-template.md に従ってレポートを生成
- 重要度順(Critical → Warning → Info)にソート
docs/arch-review-YYYY-MM-DD.md に Write で保存
- ワークスペースの一時ファイルを削除:
rm -rf docs/.arch-review-workspace/
- 端末に Executive Summary と Critical findings を表示
Step 6: クリーンアップ
- 全エージェントに
shutdown_request を SendMessage で送信
- 全員シャットダウン後に
TeamDelete で arch-review チームを削除