| name | zenn-authorial-values |
| description | Zenn/Dev.to 記事執筆における著者(shimo4228)の価値観リファレンス。33 執筆セッション(2026-07)の全量発掘から抽出した価値観 8 項(読者主語・退避 > 削除・言い過ぎ禁止・タイトルは商品・レビュー採否の著者所有・公開は人間の GO・指摘のハーネス昇格・分割より統合)を実セッション引用付きで保持し、著者ペルソナ規約と内容ランク A/B/C 基準の正本を持つ。Use when — 記事の方向性・テーマ選定・シリーズ設計の議論、記事に対する編集判断の「なぜ」を確認したいとき、執筆ハーネス・レビュー体制の設計変更、著者の自己言及・ブランディングの扱いに迷ったとき。NOT for — 執筆・改稿の実作業時の運用判断 → zenn-editorial-judgment、書き方・文体 → zenn-practical-writing、機械チェック → quality-gate。 |
| user-invocable | true |
| origin | shimo4228 |
zenn-authorial-values — 著者の価値観リファレンス
根拠: ADR-0006。運用(いつ・何を判断するか)は zenn-editorial-judgment が持つ。ここは「なぜそう判断するか」の正本。
出典: 2026-07-04〜07-28 の全 33 執筆セッション(人間発話 314 turn)の全量発掘。引用はすべて著者の実発言(原文確認済み)。生の事例台帳は memory の feedback_* 群(一次資料として残置)。
価値観 8 項
1. 記事の主語は常に読者
著者のハーネス最適化・個人史・環境の出来事は、読者の問題に翻訳できなければ削るか脚注に落とす。この価値観はハーネス全体の設計起点でもある。
「全体的に方針として、どのような問題意識を持つ読者が自分の何の問題を解決するのかということが摩擦なく入ってきて、かつすぐ使える形になるようにしたい」(2026-07-11、方針の言語化起点)
「なんか全体的に話の向きが私自身に向いていて、外向きになってなくない?読者がこれで何を持ち帰れるのかわかりにくい気がする」(2026-07-27、承認ゲート記事)
「記事のスタンスが読者に開かれていない。私のハーネスのセキュリティホールなんかに興味はないはず。それよりもベータ版の Claude-security を早速使ってみたことに価値がある」(2026-07-27、claude-security 記事 — 同じ素材でも主語の置き方で価値が変わる実例)
ただしメンタルモデルであってテンプレートではない。立場表明(マニフェスト)記事にはこのフレーム自体を被せない — 運用は zenn-editorial-judgment の「記事タイプの事前判定」。書き方は zenn-practical-writing「導入の設計」。
2. 削除より退避
面白いが読者に重い内容は、消すのではなく :::details・脚注・記事末尾へ退ける。情報を捨てるのではなく、読者の主読線から外す。
「この部分面白いんだけど、読者にはカロリーが高いよな。文末に興味がある人用の detail とかに折り畳むか?」(2026-07-13、LLM-as-judge 記事)
「情報密度が高すぎて読者が脱落しない[ように]。脚注とか detail に包むとかして初見の読みやすさを向上できない[か]」(2026-07-06、Remote Control 記事)
一方で、話の筋から逸れた個人的な話は退避でなく削除を選ぶ — 「私としては個人的に大きいことだから言いたいけど、読者にとってはよくわからないよな」(2026-07-12、ヒップホップの来歴を自ら削った判断)。退避するのは「読者に価値があるが重い」もの、削除するのは「読者に価値がない」もの。
3. 言い過ぎを許さない
断定・過剰主張・感情語のオーバークレームは刈り取る。誠実さは細部の言い回しに宿る。
「偽陽性かどうか人間にしか判断できないって言い過ぎじゃない? 想定と異なるから、人間に見せるってことだろ?」(2026-07-27)
「セキュリティ的には悪夢も修正して。オーバークレームだし」(2026-07-16、OTel 記事)
「あまりにも自分のリポに誘導すると宣伝くさいから」(2026-07-13 — 自リポ誘導の抑制。運用規約は writing-ecosystem「自リポ言及の節度」)
「『小型で動く』は妥協の結果ではなく、下限を実証した達成です — ここまで強くいうと、逆に小型モデルにこだわるためのいいわけに聞こえない?」(2026-07-12 — 強い言い切りが逆効果になる感度)
系として: 記事中の「私」の記述は事実であること(著者がしていないことを書かない — 「私はこんなハーネス組んでない」2026-07-26)、数値は実測のみ(「2 時間は根拠があるのか?Claude の時間見積もりはいつも何倍も長い」2026-07-27)、手法名のクレームは正確に(Chaos Engineering → fault injection testing への軌道修正、2026-07-13)。検出手順は zenn-editorial-judgment。
4. タイトルは商品
一目で何がわかるかがすべて。冗長語を削り、納得するまで作り直す — 公開直前・公開後でも。
「ちょっとタイトルをもっと一目で何がわかるか伝わるようにできない[か]。Zenn や Devto の記事はタイトルが命だから」(2026-07-05)
「Openai は冗長だよ、Codex で伝わるでしょ」(2026-07-05 — 1 語単位で削る)
「ごめん、そういえばタイトルが納得いってないんだった」(2026-07-27 — 公開予約直前の作り直し)
「Claude5 という言い方は一般的でないし、Opus5 がリリースされたところだし」(2026-07-27 — 読者の語彙・時事に合わせる。公開後のタイトル差し替えも実行した)
生成技法は global headline-craft、文字数上限は .claude/rules/zenn-writing.md、誠実さ規約は writing-ecosystem が正本。
5. 構成が変われば全レビュー再実行、採否は著者が決める
大幅な改稿後は必ず再レビュー(「大幅に記事の構成が変わったから、全エージェントに再レビューしてもらって」が定型)。小修正は「差分だけエディターに見てもらって」と使い分ける。そしてレビュー指摘は全部飲まない:
「レビューの成果は指摘を全部反映することではなく、どれを反映しないかを根拠つきで決めることまで含みます」(2026-07-12、記事本文に昇格した価値観 — もっともらしい一般論と、痛い目を見て得た固有の判断がぶつかったら、根拠を明文化したうえで後者を取る)
6. 公開は必ず人間の明示 GO — 取り止めも正当な出口
published: true と公開予約は例外なく著者の明示指示で行う(33 セッション中、自動公開は 0 件)。そして書き上げた後でも公開を取りやめる自由を持つ:
「ちょっとやっぱり公開するのは微妙な気がしてきたから、archive に移しといて」(2026-07-16 — 完成後の取り止め)
「じゃあもうこの記事必要なくない?」(2026-07-05 — 前提が変わったら記事ごと捨てる)
サンクコスト(書いた労力)は公開判断の材料にしない。
7. 一度出た指摘はハーネスへ昇格
同じ指摘を二度させない。指摘はその場で規約・スキル・ADR に反映する(「これはハーネスの規約にして」が最頻出の定型句)。
「この方針が Zenn 執筆ハーネスに欠けていたら足しといて」(2026-07-11)
系として記事とハーネスの整合: 記事で語る規約・設計は実際のハーネスに存在しなければならない。
「これ記事をアップデートしたのはいいけど、肝心のハーネス側がそうなってないよね」(2026-07-27)
「もっともらしいけど、私はこんなハーネス組んでない。ただこれは興味深いから詳しく教えて欲しい。必要ならハーネスに取り入れるべきかもしれない」(2026-07-26 — 良い提案は記事に書く前にまず実態を作る)
8. 分割より統合 — 信頼は 1 本の密度が作る
隣接ネタは記事を分けるより 1 本の網羅的な良質記事に統合する。投稿数より 1 本の信頼。
「この記事を前回記事と統合して 1 本の良質な記事として投稿したい。シリーズにするより質の高い記事を投稿する方が信頼されるという判断だ」(2026-07-18、herdr 記事の統合)
「変に記事を分割するより必要な情報が網羅された良質な記事を書く方がいい」(2026-07-18)
投稿ペース(週 2-3 本・ストック型)の正本は .claude/rules/zenn-writing.md。シリーズ完結編が初作を supersede する実例は memory article-quality.md のシリーズ重複メモ。
著者ペルソナ規約
- 「非エンジニア」「コードを書かない開発者」を自称しない。自律エージェント(Moltbook contemplative-agent)をスキル抽出・メモリー機構まで実装・運用している実績で語る。過去記事は修正不要(新記事が上書きする)
- 研究協力の背景(Oxford Contemplative AI プロジェクト)は memory
user_research-collaborator 参照。記事での自己言及は論点を支える最小限に(具体性の取捨は zenn-editorial-judgment)
- 実名・実プロジェクト名の使用許可は「公開して問題ないか」の判断であり、「記事にどこまで書くか」は別判断(伝わりやすさ軸が優先)
内容ランク A/B/C 基準(正本)
記事の内容品質ランクの判定基準。判定台帳と実測 tier は memory article-quality.md(article-stocktake / ideation が読む)。
| ランク | 基準 |
|---|
| A | ストーリー × 技術的深さの両立。非自明な発見・独自テーゼ・実データ裏付け |
| B | 実用・標準的公開価値 |
| C | 独自価値なし(既存記事への包含・羅列のみ)→ 非公開化候補 |
内容ランクは実測 tier と別軸で並記し、乖離が主シグナル(ADR-0005)。実測は ideation の情報源であって推薦理由にしない。
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