| name | self-improvement |
| description | 作業完了前にセッション内の改善ポイントを抽出し、ユーザー承認後にルール・スキル・ドキュメントへ反映する。 |
Self Improvement Skill - 自己改善ハーネス
目的
セッション中に見つかったハーネス・ルール・スキルの改善点を、作業完了前にユーザーへ提示し、承認された内容だけを同じブランチ内で反映する。
改善は次回以降の作業品質を高めるための恒久対応として扱う。一時的な回避策や場当たり的なルール追加は禁止する。
実行タイミング
quality-check の最終段階、.quality-check-passed を作成する前に必ず実行する。
以下のタイミングでも必要に応じて実行する:
- マージ依頼または PR 作成依頼を受けたとき
- 同じ種類のエラーや手戻りが繰り返されたとき
- ユーザーからルール不足や運用改善の指摘を受けたとき
- 既存の CLAUDE.md / AGENTS.md / スキル手順が実態と合っていないと判明したとき
Step 1: 改善候補の抽出
セッションで発生した事実から、改善候補を抽出する。
候補にしてよいもの:
- ルールやスキルの欠落により判断がぶれた
- 同じエラーや確認不足が繰り返された
- サーバー起動、テスト、レビュー、ブランチ運用などの手順が曖昧だった
- ユーザーが同じ種類の指示を繰り返す必要があった
- 実装とドキュメント、設計、運用ルールに乖離があった
候補にしてはいけないもの:
- 一度限りの偶発的なミス
- プロジェクト固有ではない一般論
- 検証されていない推測
- テスト無効化、エラー握りつぶし、型キャスト逃げなどのその場しのぎ
- ユーザーの明示指示と矛盾する改善
Step 2: 改善案の分類
各候補を反映先ごとに分類する。
| 反映先 | 使う条件 |
|---|
CLAUDE.md / AGENTS.md / .cursorrules | AI の基本動作、確認条件、自律性、品質ゲートに関する改善 |
documents/development/coding-rules/ | 実装規約、命名、設計、テスト、セキュリティなどのプロジェクトルール |
skills/project/*/SKILL.md | 手順化すべき運用、品質チェック、サーバー起動、ブランチ運用 |
.github/review-*.md | レビュー観点やチェックリストの追加 |
| README / docs | 利用者向け説明、セットアップ手順、FAQ |
Step 3: ユーザー確認
改善候補は必ずユーザーに提示し、適用可否を確認する。
提示形式:
作業完了前の自己改善候補です。適用するものを選んでください。
1. [反映先] 改善タイトル
根拠: セッション中に発生した事実
変更案: どのファイルに何を追加・修正するか
期待効果: 次回以降どう改善されるか
適用 / 見送り / 内容修正
ユーザーが見送った候補は適用しない。判断材料が不足している候補は、調査してから再提示する。
Step 4: 適用
承認された改善のみ、現在作業中の同じブランチ内で反映する。
適用時のルール:
- 既存ルールと矛盾しないか確認する
- 一時的な例外や今回限りの事情を恒久ルール化しない
- できるだけ具体的なトリガー、手順、禁止事項に落とし込む
- 関連テンプレートがある場合はテンプレート側も更新する
- 変更後に必要な静的チェック・テスト・レビューを再実行する
Step 5: レポート記録
.quality-check-report.json に self_improvement フィールドを記録する。
{
"self_improvement": {
"status": "applied",
"candidates": [
{
"title": "サーバー停止確認を必須化",
"target_files": ["skills/project/server-startup/SKILL.md"],
"decision": "applied",
"reason": "E2E後の停止確認が曖昧だったため"
}
]
}
}
候補がない場合:
{
"self_improvement": {
"status": "not_required",
"candidates": []
}
}
完了条件