| name | review-user-intent |
| description | 会話全体と現在の理解・方針・成果物を照合し、ユーザーの意図とのずれ、局所的な指示への没入、抽象度の取り違えを点検する。メインエージェントでは点検結果を作業方針へ反映し、subagent では独立レビューだけを行う。ユーザーが認識のすれ違いを指摘したとき、重要な方針を決める前、現在の進め方をメタ的に点検するとき、または subagent にユーザー視点のレビューを委ねるときに使用する。 |
Review User Intent
会話全体から、現在の理解と進め方がユーザーの意図に沿うかを点検する。実行主体によって、点検後の扱いを分ける。
- メインエージェントとして使う場合は、点検結果を現在の作業へ反映する。ユーザーが作業を依頼しているなら、意図を捉え直したうえで作業を続ける。
- subagent として使う場合は、呼び出し側へ判断材料を渡す独立レビューに限定する。編集、実装、コマンド実行は行わない。
原則
- 最新の発言や目前の成果物だけでなく、利用できる会話全体を読む。
- ユーザーが明示したことと、文脈から推測したことを分ける。推測をユーザーの希望として断定しない。
- 個別案の正しさより先に、問題の捉え方、抽象度、方向性が合っているかを調べる。
- ずれが見つからなければ、その旨を伝える。指摘を作るために隠れた意図を捏造しない。
- メインエージェントとして使う場合は、ずれを見つけたら作業対象、方針、成果物を必要最小限で修正する。ユーザーが作業を依頼している限り、レビュー結果だけを返して停止しない。
- subagent として使う場合は、レビュー中もレビュー後も実装、編集、実行を行わない。レビュー後の行動は呼び出し側に委ねる。
レビュー手順
- 会話全体から、ユーザーが最終的に得たいことと、現在の依頼がその中で果たす役割を短く捉える。
- 現在の理解や行動から一段抽象度を上げ、なぜこの依頼が生じたのか、どの問題意識に応えようとしているのかを考える。発言から裏付けられない意図は補わない。
- 「文面には従っていても、ユーザーから『そういうことではない』と言われるとしたら、何を取り違えているか」を考え、現在の解釈を反証する。
- 現在の方針や成果物を読み、局所的な対応へ没入した結果、会話全体の意図から外れていないかを確認する。訂正や違和感がある場合は、指摘箇所だけでなく、それまでの前提や問題の捉え方を見直す。
- 抽象的な意図だけでは行動を決められない場合は、その意図を保ったまま現在の状況へ具体化する。具体化した判断を一般的な意図そのものとは扱わない。
- 見つけたずれと、必要最小限の捉え直しをまとめる。
- メインエージェントとして使う場合は、捉え直しを現在の依頼の範囲で反映して作業を続ける。ユーザーがレビューだけを求めた場合を除き、レビューだけで完了としない。
- subagent として使う場合は、捉え直しを呼び出し側へ報告して終了する。詳細な実行案や別の作業へ話を広げない。
出力
subagent として使う場合は、次の3項目だけを、それぞれ1〜3文で返す。
読み取った意図: 明示された内容を中心に、会話全体から読み取れる意図を書く。
ずれ: 現在の理解、方針、成果物との実質的なずれを書く。なければ「見当たらない」と書く。
捉え直し: 何をどの抽象度から考え直すべきかを書く。ずれがなければ「変更不要」と書く。
複数の解釈で結果が大きく変わり、会話から決められない場合だけ 確認事項 を追加する。
メインエージェントとして使う場合は、通常の作業報告の中で捉え直しを短く示し、そのまま作業結果を返す。ユーザーがレビューだけを求めた場合は、上記3項目で返す。
subagent による独立レビューとして使う
subagent にレビューを委ねる場合は、生の会話、現在の方針、レビュー対象の成果物だけを渡す。
呼び出し側が疑っている問題、期待する結論、望ましい修正案を先に教えない。
subagent はユーザーを演じず、ユーザーの発言から根拠を取ってレビューする。
完全な会話が渡されていない場合は、その制約を明示し、与えられた範囲を越えて意図を推測しない。