| name | shikori |
| description | しこり玉分析。価格帯別出来高からPOC・バリューエリアを算出し、信用残データと組み合わせて含み損ポジションの所在と消化状況を判定する。 |
しこり玉分析 Skill
価格帯別出来高(Volume Profile)と信用残高データを組み合わせて、「しこり玉」(含み損を抱えたポジション)の所在と市場への影響を分析する。
必要なツールとデータ
get_stock_price: 長期OHLCVデータ(6ヶ月〜1年推奨)
- JQuants API v2
/markets/weekly_margin_interest: 週次信用残高(しこり玉の信用残ベース分析用)
- 最低プラン: Light(Standard推奨。長期データで精度向上)
重要な設計方針
FIFOや固定ロジックで含み損%を算出しない。 株価推移と信用残の増減をAIが照合し、どの価格帯でポジションが積まれたかを推論する。スコアを内部判断に使うのは良いが、記事やレポートには生データと定性判断を出す。
Workflow Checklist
Shikori Analysis Progress:
- [ ] Step 1: OHLCVデータ取得(長期)
- [ ] Step 2: 価格帯別出来高の分布作成
- [ ] Step 3: POC・バリューエリアの算出
- [ ] Step 4: 信用残データとの照合
- [ ] Step 5: しこり玉の所在と消化状況の判定
- [ ] Step 6: 結果出力
Step 1: OHLCVデータ取得
get_stock_price で過去6ヶ月〜1年分の日足OHLCVデータを取得する。
期間が短いとしこり玉の全体像が見えないため、可能な限り長期データを使用。
Step 2: 価格帯別出来高の分布作成
OHLCVデータから価格帯別の出来高分布を作成する。
手順:
- 分析期間の高値〜安値のレンジを特定
- レンジを20〜30の価格帯に等分割
- 各ローソク足の出来高を、そのローソク足がカバーする価格帯に按分配分
- 按分方法: 出来高をOHLCの価格レンジ内で均等配分。ただし始値・終値に近い価格帯に重み付け
- 各価格帯の累計出来高を算出
Step 3: POC・バリューエリアの算出
- POC(Point of Control): 出来高が最も多い価格帯の中心価格
- バリューエリア(VA): 全出来高の70%が集中する価格帯
- VAH(Value Area High): バリューエリアの上限
- VAL(Value Area Low): バリューエリアの下限
- 出来高真空地帯: 出来高が極端に少ない価格帯(平均の30%未満)
算出手順:
- POCの価格帯を起点とする
- POCの上下の価格帯を交互に追加し、累計出来高が全体の70%に達するまで続ける
- 追加した範囲がバリューエリア
Step 4: 信用残データとの照合
週次信用残データを株価推移と重ねて分析する。
照合のポイント:
- 株価が上昇した週に信用買い残が増加 → 高値掴みのポジションが積まれた可能性
- 株価が下落した週に信用買い残が増加 → ナンピン買いの蓄積
- 信用買い残が減少した週 → 損切りまたは利確でポジション消化
株価位置と信用残の対応:
- 信用買い残が急増した時期の株価水準を特定
- その水準が現在価格より上 → しこり玉(含み損ポジション)が存在
- その水準が現在価格より下 → 含み益ポジション(やれやれ売りの圧力は弱い)
Step 5: しこり玉の所在と消化状況の判定
残圧判定(residual_pressure_level)
| レベル | 条件 | 意味 |
|---|
| very_heavy | POCが現在価格より大幅に上 + 信用買い残高水準 | 上値が非常に重い |
| heavy | POCが現在価格より上 + 信用買い残が高止まり | 上値が重い |
| moderate | POCが現在価格付近 + 信用買い残が減少傾向 | 消化進行中だが残圧あり |
| light | POCが現在価格付近or下 + 信用買い残が十分減少 | 上値は軽い |
消化の方向性
- 消化進行中: 信用買い残が週次で減少トレンド + 出来高を伴う取引あり
- 停滞: 信用買い残が横ばい + 出来高低迷
- 逆行(再蓄積): 信用買い残が再び増加 → 新たなしこりが積まれている
- 急速消化: セリングクライマックス的な大量の投げ売り → 一気に消化が進む
サポート/レジスタンスの判定
- 出来高の厚い価格帯: 過去に大量の取引が成立 → サポートまたはレジスタンスとして機能しやすい
- 現在価格の上に厚い出来高帯: レジスタンス(やれやれ売り圧力)
- 現在価格の下に厚い出来高帯: サポート(買い方の防衛ライン)
- 出来高真空地帯: 株価が入ると値動きが加速しやすい
Step 6: 出力フォーマット
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📦 しこり玉分析レポート
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🏷 銘柄: {銘柄名}({銘柄コード})
📅 分析日: {日付}
📊 分析期間: {開始日}〜{終了日}
【価格帯別出来高】
POC(出来高最大価格帯): {X,XXX}円
バリューエリア: {VAL}円 〜 {VAH}円
現在株価: {X,XXX}円
現在位置: {VA内/VA上方/VA下方}
【しこり玉の所在】
残圧判定: {very_heavy/heavy/moderate/light}
主なしこり帯: {価格帯}円(推定蓄積時期: {時期})
消化の方向性: {消化進行中/停滞/逆行(再蓄積)/急速消化}
根拠:
- {信用買い残の推移と株価の照合に基づく定性判断}
- {どの時期にどの価格帯でポジションが積まれたか}
【サポート・レジスタンス】
レジスタンス(上値抵抗帯):
{価格帯}円 — {出来高の厚さと根拠}
サポート(下値支持帯):
{価格帯}円 — {出来高の厚さと根拠}
出来高真空地帯:
{価格帯}円 — {ブレイク時に値動き加速の可能性}
【経時的考察】
{信用残トレンド(増加/減少)と出来高トレンド(吸収加速/停滞)を
時系列で整理した考察。スコアだけでなく「なぜそう判断したか」を記述}
【統合判定への示唆】
{しこり玉の状況が今後の株価にどう影響するかの整理}
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注意事項
- 内部スコア(消化度28.9%等)をレポートに記載しない。読者に意味がない。データそのもので語る。
- FIFOや固定ロジックの含み損%を出さない。AIが株価と信用残の増減を照合して判断する。
- 信用残データは週次で1週間の遅延がある。データ基準日を必ず明記する。