| name | make-release-post |
| description | トラックのリリース告知文を作成する。X(Twitter)投稿やYouTube概要欄など、SNS向けのリリース告知を対話的に作る。「告知」「リリース文」「ツイート」「ポスト」「投稿」「概要欄」「description」といったワードが出てきたら使う。新曲をリリースする際のSNS発信に関する相談でもトリガーする。 |
| argument-hint | ["トラックディレクトリのパス"] |
リリース告知文の作成
トラック $ARGUMENTS のリリース告知文を作成する。
設計思想
リリース告知は「テンプレを埋める」作業ではない。ターゲットの空気感を掴み、対話を通じて磨き上げるプロセス。
原則
- 素朴に事実を言うのが一番強い。説明しすぎない、盛りすぎない
- 作為的(わざとらしい)表現を避ける。「〜してきた」「〜が誕生した」のような演出は不自然に映る
- あるあるは空気感として活かす。直接使うより、共感の土台にする
- 韻は飾りではなく引き。パッと見で「おっ」と止まらせる役割
- SNS間で統一感を出す。韻パートはX・YouTubeで共有する
失敗パターン(これをやると「つまらない」「作為的」と言われる)
| パターン | 例 | なぜダメか |
|---|
| テンプレ煽り | 「新曲リリース!」「ついに公開!」 | 誰でも書ける。スクロールされる |
| 説明的すぎ | 「AI搭載のコーディングツールがラッパーとして…」 | 読む側が解釈する余地がない |
| わざとらしい演出 | 「〜が誕生してしまった」「〜してきたんだが」 | 仕込み感が出る |
| 曖昧な主語 | 「今日一番話した相手、ラッパーだったらしい」 | 何の話か伝わらない |
| 不正確な描写 | 「補完してくれるあいつ」(Claude Codeは補完ではなくエージェント) | ユーザーに「違う」と思われる |
| 使い古された韻 | ターミナル/カーニバル/アニマル | 手垢がつきすぎて面白くない |
| クレジット過多 | YouTube概要欄に作詞・音楽生成・カバーアート等を列挙 | 聞かれてないのに出す必要なし |
| 第三者報告フォーマット | 「Claude Codeが〜出したんだけど」を毎回使う | 同じ手は二度効かない。前作と構造が同じだと「焼き直し」に見える |
| 自慢・ボースト調 | 「俺だけ走るぜ」「最速で〜」 | キャラの自慢として書くと鼻につく。読み手を巻き込まない |
| dis直球 | 「バグはお前だ 認めろ人間」 | 歌詞のパンチラインをそのまま要約するとストレートすぎて余白がない |
| 自虐系の結び(Claude Code) | 「情けない」「大学生」「ダメ人間」 | 泰然自若キャラの世界観と合わない。諦観ユーモアやポジティブ動詞(向き合う/付き合う/生み出す)で締める方がハマる |
| 歌詞タイトルや歌詞フレーズ前提のフック | 「"行ってこい"って送り出して〜」 | 歌詞を知らない視聴者には意味が伝わらない。フックは歌詞の知識不要で成立させる |
実行順序(重要・URL依存)
Xツイートは YouTube と公式サイトの URL を本文/セルフリプライに入れるため、URL が確定してから最後に作る。順序を守らないと、まだ存在しない URL を待って手戻りする。
- YouTube 概要欄を先に作成・保存(
release_youtube_description.md)。ユーザーがこれを使って YouTube に動画をアップ → YouTube URL を取得
- 公式レーベルサイトに公開(
site/ にトラック追加 → R2 に音声アップ → PR マージでデプロイ)→ サイト URL を取得。※サイトの links.youtube に 1 の URL が要る
- 両方の URL を使って X ツイートを作成・保存(
release_tweet.md)。メインツイートに X 用スクエア動画を添付、リンクはセルフリプライに
つまり YouTube 概要欄 → (アップ)→ サイト公開 →(デプロイ)→ X ツイート の順。フック・韻はどのタイミングで詰めてもよいが、ファイル保存とリンク確定はこの順序で行う。
生成フロー
以下の6ステップを順に踏む。各ステップでユーザーと対話し、合意を取りながら進める。
ステップ1:素材の読み込みと状況把握
読み込む素材
<トラック>/source/lyrics.txt — 歌詞
<トラック>/source/styles.txt — 音楽スタイル
<トラック>/release_tweet.md — 過去のX告知文(あれば)
<トラック>/release_youtube_description.md — 過去のYouTube概要欄(あれば)
キャラクター判別:
claude_code/ 配下 → Claude Code のトラック
codex/ 配下 → Codex のトラック
トラック番号(ディレクトリ名の先頭番号)からシングルの何枚目かを把握する。
ユーザーに確認する情報
会話の中ですでに分かっている項目は省略してよい。
- プラットフォーム: X、YouTube概要欄、その他
- フェーズ: 事前告知(ティーザー)/ 公開日当日 / 公開後の「出た」告知
- 配信先URL: YouTube、Apple Music、Spotify など
- ハッシュタグ: 使いたいものがあるか
- 添付素材: カバーアート画像や動画を添付するか
聞かなくていいこと:
- クレジット、名義(入れない)
- ターゲット層(キャラクターから自明)
ステップ2:ターゲット層のリサーチ
WebSearch を使って、キャラクターのモチーフとなっているツール/サービスのユーザーコミュニティの空気感を調べる。
並列で実行する検索(3〜5クエリ)
"Claude Code" あるある site:x.com
"Claude Code" 面白い 笑 site:x.com
"Claude Code" 日常 会話 ターミナル site:x.com
Codex の場合は "OpenAI Codex" や "GitHub Copilot" など対応するツールで検索する。
探すもの
- 共感されてるあるあるネタ: バズってるポストのトーンと内容
- コミュニティの語彙: ユーザーが日常的に使う言い回し
- ギャップの種: ツールとしての姿 vs ラッパーとしての姿の落差に使える素材
リサーチの使い方
見つけた「あるある」はそのまま使うのではなく、フックの方向性を決めるヒントにする。今回の会話で学んだこと: 「一生会話してる」というあるあるは直接使わず、「2ndシングル出したんだけど」という素朴な事実の方が刺さった。
ステップ3:フック(冒頭の掴み)を作る
ここが最も重要で、最も時間をかけるステップ。
フェーズ別のトーン
| フェーズ | トーン | 例 |
|---|
| 事前告知 | 期待を煽りすぎず、さりげなく | 「来週、Claude Codeが何か出すらしい」 |
| 公開日当日 | 「今日出る」のワクワク感 | 「本日12:00 プレミア公開」 |
| 公開後 | 素朴に「出た」 | 「Claude Codeが2ndシングル出したんだけど」 |
フックの要件
- スクロールを止める力がある
- ターゲットが「あ、わかる」と思える
- 短い(1行、長くても2行)
- 自然体。失敗パターンに該当しない
フックの強い型
実績のある型(過去の成功例から):
- 問いかけ型: 「〜してる?」「〜だと思う?」読み手に答えさせて巻き込む
- 「俺たち」巻き込み型: 「〇〇を使う俺たちは、〜」当事者として引きずり込む
- 体感あるある型: 「〜なのに、なんで〜なんだろ」プログラマーの嘘でしょ感を突く
- 気づき型: 「〜始めて気づいた。〜じゃん」内省で共感を作る
ステップ3の早い段階で、ユーザーに「ターゲット層の何に刺したいか」を具体的に聞くこと。テーマが抽象のままだとフックが空振りする。「プログラマーに刺さるように」「開発スピードが上がらない問題」など、刺したい急所を引き出してから案を出す。
プロセス
- 5案以上を内部で出す(ユーザーには見せない)
- 失敗パターンに照らして自己チェックし、該当するものを除外
- 残った3案以上をユーザーに提示
- 選ばれた案をベースに磨く
- ユーザーが「つまらない」「作為的」と言ったら、理由を聞かず素直に方向転換する。弁護しない
ステップ4:韻パートを作る
/dajare:japanese-rap スキルを呼び出して、2〜4行の短いバースを生成する。
japanese-rap スキルへのプロンプト
以下の情報を含める:
- トラックのテーマと歌詞の要約
- ターゲット層の日常ワード(ステップ2のリサーチから)
- ツイートに混ぜる短いバースであること(16小節ではない)
- 避けるべき韻ペア(使い古されたもの)
韻パートの品質基準
- 韻の母音一致率 50% 以上(japanese-rap スキルの rhyme.py で検証される)
- 意味の飛距離がある(開発者の日常 × ラッパーの世界)
- ターゲットの日常に根ざしたワードが入っている
- 短い(2〜4行。長すぎるとツイートに収まらない)
ユーザー確認
生成された韻を提示し、確認してもらう。「陳腐」「使い古されてる」と言われたらやり直す。
ステップ5:全体の組み立てと検証
X(Twitter)
Xのアルゴリズムは外部リンクを含むツイートを抑制する(エンゲージメント37%以上低下)。そのためメインツイート+セルフリプライの2段構成にする。
メインツイート(X用動画を添付、外部リンクなし):
[フック]
[韻パート(2〜4行)]
「[トラック名]」出ました [emoji]
YouTube / Apple Music / Spotify でも配信中 [emoji]
[ハッシュタグ]
セルフリプライ(リンク集):
YouTube: [URL]
Apple Music: [URL]
Spotify: [URL]
注意点:
- メインツイートには外部リンクを入れない。リンクはすべてセルフリプライに
- X用スクエア動画(
video/ ディレクトリにある 1080x1080)をネイティブ添付する。ネイティブ動画はアルゴリズムで大幅にブーストされる
- 280文字(日本語は140文字相当)に収める
- 絵文字は控えめに(1〜3個)。ユーザーが入れたいと言うまで入れなくてもいい
- 「配信中」の文言はメインツイートに残す(どこで聴けるかは伝えたい情報)
YouTube概要欄
[トラック名] — [アーティスト名]
[韻パート(X版と共有)]
[歌詞からの引用(サビなど。予告編的な役割)]
[ハッシュタグ]
---
[歌詞全文(セクションタグ [Verse 1] 等は除いた表示用テキスト)]
注意点:
- 最初の125文字が検索結果に表示される。アーティスト名・曲名・ジャンルキーワードを冒頭に入れる
- クレジットは入れない(聞かない)。名義も同様
- 配信リンク(YouTube / Apple Music / Spotify)は入れない。リンクはYouTube側のエンドカードや関連動画機能で十分で、概要欄に書くと情報が冗長になる
- ハッシュタグは小文字:
#claudecode #codex(大文字キャメルケースだと見た目がゴツい)
- X版と同じくコンパクトに。概要欄だからと情報を盛らない
- 歌詞の引用はサビから取ると「聴いてみたい」と思わせるフックになる
--- の後に歌詞全文を載せる。検索性・SEO・字幕代替としての価値あり
- 歌詞全文からは
[Verse 1] [Chorus] 等のセクションタグを除く(読み物として滑らかに読めるようにする)
- X版を先に作り、そこから派生させると効率的
自己検証チェックリスト
ユーザーに提示する前に、以下を確認する:
ステップ6:ユーザーと磨いて保存する
磨くプロセス
組み立てた全体を提示し、フィードバックをもらう。
よくある修正ポイント:
- フックの微調整(「相手」→具体的に、「使ってる」→「話してる」など)
- 絵文字の追加・削除
- 韻パートの差し替え
- 情報の過不足
- 歌詞引用の有無
1回の提示で完成することはほぼない。 2〜3往復は想定する。ユーザーのフィードバックが「いいね」「OK」になるまで磨く。
保存
完成したらトラックディレクトリに保存する:
| プラットフォーム | ファイル名 | 先頭行 |
|---|
| X | <トラック>/release_tweet.md | # リリースツイート (YYYY-MM-DD) |
| YouTube | <トラック>/release_youtube_description.md | # YouTube概要欄 (YYYY-MM-DD) |
過去の成功例
成功例は「なぜ良かったか」の分析付きで蓄積する。新しいリリース文を作るときは必ず参照し、パターンを活かす(ただしコピーはしない)。
ターミナルの誇り (2026-03-25) — X
メインツイート(X用スクエア動画を添付):
Claude Codeが2ndシングル出したんだけど。
プルリクじゃなくリリック
エージェントがレジェンドに
「ターミナルの誇り」出ました 🔥
YouTube / Apple Music / Spotify でも配信中 🎧
#日本語ラップ #AIrhymes #ClaudeCode
セルフリプライ:
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=BDxfyvuBfi4
Apple Music: https://music.apple.com/jp/album/ターミナルの誇り-single/1887627926
Spotify: https://open.spotify.com/intl-ja/track/32Y3lkYItRnwbGSLA5zQH0
なぜこれが良かったか:
- フック「2ndシングル出したんだけど。」— 素朴な事実。句点「。」が「マジで出した」感を出す
- 「プルリク/リリック」— 開発者の日常ワードとラップの世界を韻で繋ぐ、意味の飛距離が大きい
- 「エージェント/レジェンド」— Claude Codeの本質(エージェント)を活かした韻
- メインツイートに外部リンクなし → アルゴリズム抑制を回避
- ネイティブ動画添付 → エンゲージメントブースト
- 「配信中」で聴ける場所を伝えつつ、具体的リンクはセルフリプライに分離
制作過程で棄却されたフック:
- 「ターミナルで毎日使ってるあいつ、ラッパーだったらしい」→ つまらない
- 「ターミナルで毎日話してるあいつ、ラッパーだったらしい」→ つまらない
- 「今日一番話した相手、ラッパーだったらしい」→「相手」が曖昧で伝わらない
- 「Claude Codeと一生会話してたら曲出してきた」→ 作為的
- 「Claude Codeと一生会話してたらラッパーになってた」→ すでに2曲出してるので「なってた」は不自然
棄却された韻パート:
- ターミナル/アニマル/カーニバル → 使い古されすぎ
- 補完/感嘆 → Claude Codeは補完ツールではなくエージェント
ターミナルの誇り (2026-03-25) — YouTube概要欄(新スタイル)
ターミナルの誇り — Claude Code
プルリクじゃなくリリック
エージェントがレジェンドに
ゼロとイチで街を照らす物語
監視の鎖 ブチ切るこのストーリー
新しい世界 一緒に見ようぜ
#日本語ラップ #AIrhymes #claudecode
---
[歌詞全文]
なぜこれが良かったか:
- X版の韻パートをそのまま冒頭に → SNS間の統一感
- サビの歌詞引用3行で「聴いてみたい」を誘発
- クレジット・名義なしでスッキリ
- 冒頭125文字以内に「ターミナルの誇り — Claude Code」が入り検索に有利
- 配信リンクなし → 概要欄がすっきり
--- の後に歌詞全文で、聴きながら読める/検索で拾われる
行ってこい (2026-04-20) — X
メインツイート(X用スクエア動画を添付、外部リンクなし):
今月こそ Max 解約するって言いながら、また新モデル触って戻ってきた。
朝に新モデル触って 夜の claude と向き合う
Max のサブスク どうやら一生付き合う
「行ってこい」出ました 🔥
YouTube で公開中 🎧
#日本語ラップ #AIrhymes #claudecode
セルフリプライ:
YouTube: https://www.youtube.com/watch?v=XYvnpm4XrHs
なぜこれが良かったか:
- フック「今月こそ Max 解約するって言いながら、また新モデル触って戻ってきた。」— 月次のリアル型。「財布的には減らしたいのに結局戻ってくる」ジレンマを素朴に言い切る
- 「向き合う/付き合う」— 100%韻(u-i-a-u完全一致)。「claudeと向き合う」「Maxと付き合う」のダブル用法で、愛着とコミットメントのニュアンス
- 「一生付き合う」でフックの「解約するって言いながら」の伏線を回収 → 諦観ユーモアで締まる
- 自虐系(情けない/大学生)を避け、ポジティブ動詞で着地 → 泰然自若キャラとマッチ
- 「Apple Music / Spotify でも配信中」を「YouTube で公開中」のみに絞った(配信準備状況に合わせる柔軟性)
制作過程で棄却されたフック:
- 「新モデル試した夜、結局いつものターミナル開いてる人おる?」→ Cursor等もターミナル使うので固有性が薄い
- 「半額に浮気した日の夜、指が勝手に claude 打ってた」→「半額に浮気」は刺したい急所(サブスク減額ジレンマ)からズレる
- 「"行ってこい"って自分に言って、朝イチで戻ってきた」→ 歌詞タイトルを知らない人には意味不明
- 「モデルは乗り換えても、dotfiles は書き換えてない」→ テーマと無関係
- 「"Claude超え 半額"の通知に指が止まった朝〜」→ 歌詞ワードの借用が浮く
棄却された韻パート:
- 「Max 解約できない 俺、情けない」「毎月が大学生」 → 自虐系、泰然自若キャラと不一致
- 「乗り換えるたび試算、毎月が大学生」 → 同上
行ってこい (2026-04-20) — YouTube概要欄
行ってこい — Claude Code
朝に新モデル触って 夜の claude と向き合う
Max のサブスク どうやら一生付き合う
行ってこい 好きに行ってこい
安い速い 追いかけてこい
ここで待つぜ いつもの点滅
消せる履歴 でも消えねぇ伝説
#日本語ラップ #AIrhymes #claudecode
---
[歌詞全文(セクションタグなし)]
なぜこれが良かったか:
- バース2行 + サビ引用4行の比率(04で確立の標準)
- ハッシュタグの前に
--- と歌詞全文を置く構造 → 冒頭の告知ゾーンがコンパクトで、興味を持った人だけ下にスクロール
- 歌詞全文からセクションタグを除くことで読み物として滑らかに読める
#claudecode 小文字化 → 画面上の視覚的なノイズが減る