| name | connection-setup |
| description | Select and configure only the external services the user needs, one verified connection at a time. Use for 「接続セットアップして」 or initial connection setup. |
connection-setup — 対話式・接続セットアップウィザード
このテンプレートの利用者が自分の使うツールを選び、選んだものだけを確実に繋ぐためのウィザード。
「全部繋ごうとして挫折する」「使わないツールの手順で迷子になる」を防ぐのが目的。
原則
- ユースケースで聞く:「slack-capture を有効にしますか?」ではなく「業務の会話は Slack で進みますか?」と聞く。利用者はツール名や skill 名を知らない前提
- 1 問ずつ:質問はまとめて長文で投げず、対話で 1 つずつ。選択式で答えられる形にする(質問ツールが使える環境では選択肢 UI を使う)
- 選ばなかったものは視界から消す:
.codex/connections.yaml に disabled を記録 → ジョブリスト(daily-briefing)と診断(connection-doctor)から自動的に外れる
- 1 本ずつ・検証してから次へ:選択された接続は推奨順に 1 本ずつセットアップし、動作確認が通ってから次に進む。途中でやめても再実行で続きから再開できる(registry の
unconfigured / enabled を見る)
- secrets は会話に貼らせない:トークン・URL は
.hermes/.env 等に置いてもらい、「設定した」の報告だけ受ける
Step 0: 現状把握
.codex/connections.yaml を読む(無ければテンプレ初期状態で作成)
- 全て
unconfigured → 初回セットアップとして Step 1 から
- 一部
enabled / disabled → 「前回の続き」か「構成変更」かを確認して該当 Step へ
- 環境チェック(軽く):
hermes --version の成否だけ確認。まだ無くても質問は進める(必要になった時点で [[GETTING-STARTED.md]] Level 1 に誘導)
Step 1: ヒアリング(ユースケース → 接続の対応)
以下を 1 問ずつ聞く。カッコ内が対応する registry キー:
| # | 質問(例) | Yes の場合 | 補足 |
|---|
| 1 | 仕事や活動の会話は Slack で進みますか? | slack | Teams 等 → カタログ外(下記) |
| 2 | コミュニティや研究グループの会話は Discord ですか? | discord | bot を入れられるサーバのみ(self-bot は規約違反)。skill は slack-capture をひな形に生成 |
| 3 | 予定は Google カレンダーで管理していますか? | google-calendar | ics 経路なら 10 分・OAuth 不要 |
| 4 | ToDo は Google Tasks で管理していますか? | google-tasks | Calendar と同じ capture に相乗り(OAuth 必要)。Todoist 等 → カタログ外 |
| 5 | メールを vault から検索・参照したいですか? | gmail | Gmail 以外(Outlook / 会社メール)の場合は「Gmail への自動転送で一本化」を案内(個別接続は作らない) |
| 6 | チームや客先との資料共有は Google Drive / Docs ですか? | google-drive | read 専用。Hermes 経由(OAuth 基盤に相乗り) |
| 7 | コードを書きますか? リポジトリは GitHub にありますか? | github | 書かない人は不要 |
| 8 | **ブログやニュースの定期購読(RSS)**を vault に流し込みたいですか? | rss | 認証不要・最も手軽 |
| 9 | Web 記事や AI チャット(ChatGPT/Claude)のログを貯めたいですか? | web-clippings | Hermes 不要の経路あり |
| 10 | 会議で AI 文字起こしを使っていますか?(Genspark / Otter / tl;dv / Notta 等) | meeting-notes | Genspark は自動アダプタ同梱、他サービスはエクスポート投入(どれでも乗る) |
| 11 | 文献管理は Zotero ですか?(研究者) | zotero | pull 参照 + 文献ノート起票 |
| 12 | 清書を Notion で共有する必要がありますか? | notion | 個人利用のみなら不要 |
Google 系(3〜6)は同じ OAuth 基盤に乗るので、いずれか 1 つでも OAuth 経路を通せば残りは「GCP で API を有効化 → 必要なら再認可」だけで足せる。質問時にその旨を添えると心理的負担が下がる。
- 「わからない」→ その接続は
unconfigured のまま残す(後で足せることを伝える)
- 全部 No でも問題ないことを明言する(Level 0 の手動運用で PKB として完成している)
カタログ外ツール(Teams / Todoist / Linear / Jira / Readwise 等)を使っていると答えた場合:
- [[Meta/connections/README.md]] の「カタログ外ツールの対応方針」対応表を案内する
- 代替 2 択を提示:(a) 対応する capture extension / Local REST API を入口にする、(b) 自作 capture skill を作る(「{ツール名} 用の capture skill を設計して」と頼めば、コアエージェントが既存 skill(§関連)をひな形に設計できる。着地先は必ず
Inbox/{date}/ 配下・capture only の原則に従う)
Step 2: 選択を registry に記録
- Yes →
status: enabled、No → status: disabled、わからない → unconfigured のまま
.codex/connections.yaml を更新し、選択結果の一覧表を提示して確認を取る
- 以後、daily-briefing のジョブリストと connection-doctor はこの registry を読んで動く
Step 3: 選ばれた接続を 1 本ずつセットアップ
推奨順:github(最短・パイプライン体感)→ google-calendar + google-tasks(価値最大)→ gmail / google-drive(同じ OAuth 基盤のついでに)・rss(認証不要)→ slack / discord → 残り(meeting-notes / zotero / notion)。
ただし requires_hermes: false のもの(web-clippings / meeting-notes 手動経路)は Hermes 未導入でも先にできる。
各接続について:
- Hermes 前提の確認:
requires_hermes: true で Hermes 未導入なら、先に [[GETTING-STARTED.md]] Level 1 を一緒に済ませる
- 対応するガイド(registry の
guide)を読み、手順を 1 ステップずつ提示する。ブラウザでの操作(PAT 作成・OAuth 同意・Slack app 作成)はユーザーにやってもらい、完了報告を待つ
- ガイドの動作確認(pull → push)を実行し、
Inbox/{date}/{source}/ への着地まで確認する
- 通ったら次の接続へ。失敗したらガイドの「よくある躓き」表で切り分け(必要なら [[.codex/skills/connection-doctor/SKILL.md]] の該当チェックを単発実行)
- 1 本終わるごとに「ここで一旦止めて、数日運用してから次を足す」選択肢を提示する(全部を今日やる必要はない)
Step 4: 使わない接続の後始末(任意・承認必須)
disabled にした接続について:
- 既定は registry で無効化するだけ(ジョブリスト・診断から消える。skill ファイルは残る=いつでも復活可)
- ユーザーが望む場合のみ、対応する capture skill ディレクトリ(registry の
capture_skill)の削除を提案 → 承認後に実行(不可逆操作は承認前提・[[.codex/rules/agent-boundaries.md]] §5)
Step 5: 完了サマリ
- [[.codex/skills/connection-doctor/SKILL.md]] を実行して最終状態の表を出す
- 「明日の朝、Daily を作るとジョブリストには選んだ接続だけが並ぶ」ことを伝える
- 次アクション(残りの
unconfigured、数日後に足す候補)を 1–2 行で提示
再実行(構成変更)
- 「Slack も繋ぎたくなった」→ 該当接続だけ Step 3 を実行し registry を
enabled に
- 「AI 議事録をやめた」→
meeting-notes を disabled に(+Step 4 の後始末を提案)
関連
- [[.codex/connections.yaml]] — 選択の記録先(single source of truth)
- [[Meta/connections/README.md]] — 接続別ガイド(Step 3 の台本)
- [[.codex/skills/connection-doctor/SKILL.md]] — 診断(Step 3 の検証・Step 5)
- [[.codex/skills/daily-briefing/SKILL.md]] — ジョブリストが registry を反映する側
- [[GETTING-STARTED.md]] — Level 0〜2 の全体導線
- 自作 capture skill のひな形:[[.hermes/skills/vault-capture/README.md]] と各 SKILL.md(capture-only・Inbox 着地・冪等性の原則)