| name | peer-compare |
| description | 同業種の複数企業(3〜5社程度)を横並びで比較し、業界内のポジショニングを整理する時に使う。「〇〇と△△を比較して」「この業界の主要企業を並べて」のような、複数社の比較指示で発火する。 |
同業比較
同一業種の複数企業を横並びで比較し、各社のポジションと差別化要因を整理する。全体の規律は ../../docs/research-discipline.md を参照。
手順
1. 対象企業の確定
search_companies_batch(queries=[...]) で比較対象企業をまとめて検索し、全社の edinetCode を1回の呼び出しで確定する。個別に1社ずつ検索すると取り違えに気付きにくいため、まとめて解決してから表にする(docs/research-discipline.md 規律1)。
業種で括る比較なら search_companies(industry="対象業種") で業種内の企業リストを取得してから対象を選定してもよい。
2. 業界の全体像
get_ranking(metric="revenue") で売上規模の分布、get_ranking(metric="operating-margin") や get_ranking(metric="roe") で収益性の分布を確認し、対象企業が業界の中でどのレンジにいるかを把握する。
3. 各社の財務データ取得
get_financials(edinet_code=..., years=3) を対象企業ごとに実行する(3年程度が比較には扱いやすい)。取得したら必ず全社を1つの表にまとめ、identifier・数値・出典を並べて目視確認する(規律のStep 2/3に相当)。
4. 各社の健全性・業界比較
get_analysis(edinet_code=...) で各社の健全性スコアと業界ベンチマークとの乖離を取得する。
5. 比較すべき指標
- 規模:
revenue
- 収益力:
operatingMargin, roe
- 成長性:
revenueGrowth, CAGR系(get_ranking(metric="revenue-cagr-3y") 等)
- 安定性:
equityRatio, healthScore
- 株主還元:
dividendYield, payoutRatio
注意点
- IFRS総合商社・銀行・US GAAP企業は
operatingIncomeが構造的にNULL。比較表では空欄にせず「N/A(制度的非開示)」と明記する
- 自己資本比率の業種特性に注意する(金融業・不動産業は構造的に低くなる。同一業種内比較なら問題にならないが、業種横断比較では要注意)
- 会計基準(JP GAAP / IFRS / US GAAP)が異なる企業を比較する場合、指標の算出方法が完全に同一でない可能性があるため、比較表に会計基準列を必ず入れる
レポート構成
- 免責
- 対象企業一覧(Identifier検証済み、会計基準付き)
- 業界の概観(企業数、売上規模のレンジ、get_rankingでの主要プレイヤー)
- 主要KPI比較表(N社×指標のマトリクス)
- 業界内順位
- 差別化要因の示唆(データから導ける範囲のみ)
- データ品質メモ(N/A項目とその理由)
- 使用ツールと呼び出し回数
- データの鮮度