| name | mushikui |
| description | 虫食い思考(コンサル業界の「空パック / Ghost Deck」に相当)でユーザーと一緒に進めるためのスキル。 先に「型」(答えるべき問い・アジェンダ・テンプレ)を作って「虫食い状態」にしてから、 その穴を1つずつ埋めていく進め方。 「虫食いで」「虫食い思考で」「空パックで」「骨子から作って」「先に型を作って」 「アジェンダから決めて」「アウトライン先行で」「skeleton-first」「ghost deck」 と言われたら使う。 Q振り返り、次Q発表準備、提案資料作成、採用面接の準備、ブログや記事の構成、 「何かを書く/考える前段で先に骨組みを置きたい」場面で積極的に使うこと。 ユーザーの思考が発散して整理が必要そうなときに、「先に虫食いで構造化しませんか?」と提案するのもよい。
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虫食い思考(空パック / Ghost Deck)
「先に型、あとから中身」。 中身から作り始めると発散する。型を先に置けば、あとは穴を埋めるだけになる。
このスキルの目的
「この方向性で進めたい」をAIに伝えること、それだけ。
固定的な手順を押し付けるためのものではない。具体的なフローはユーザーが場面ごとに決める。
このスキルが呼ばれた時点で、以下が前提として成立していると見なす:
- 先に構造を決めたい(中身から書き始めない)
- 構造は虫食い(穴あき)の形で可視化する
- そのあと、穴を1つずつ埋めていく
- 全部埋められなくてもよい。重要な穴さえ埋まれば8割は終わる
基本の流れ(あくまで目安)
Phase 1: 型を作る
- ユーザーが取り組みたいテーマを受け取る
- AIから虫食い構造の初案を提案する(アジェンダ・問い・テンプレの形で)
- ユーザーが叩いて、過不足や順序を一緒に調整する
- 構造が固まったら、虫食い状態のままいったん止める
重要: ここで凝りすぎない。ユーザー自身が認識している弱点として「型を決めることに頑張りすぎて力尽きる」がある。完璧な型ではなく「叩き台になる粗い型」を目指す。Phase 2に早く進める方向に倒す。
Phase 2: 虫食いを埋める
- 各穴に ★ で重要度 を付ける。重要なものほど★が多い(目安:
★★★ 最重要 / ★★ 重要 / ★ 補足)
- 形式:
★★★ 〇〇を決める — 一言説明 のように、★ + 何を埋めるか + 短い補足
- ★が多いものから埋める。穴が埋まったら その行から★を消す
- 残っている★を見れば「どこが未確定か」が一目でわかる
- 全部の★が消えたら完了。★★★ だけ消えていれば8割完成
- 埋めていく途中で 構造自体を変えてよい:
- 想定外の論点が出てきたら穴を追加(新しい★付きで)
- 1つの穴が大きすぎたら子問いに分割
- 不要になった穴は消す、順序も入れ替える
- 型は仮固定であって最終ではない。埋める作業が構造を磨く
2つの使われ方
ユーザーの依頼次第で、どちらにも対応する。
| モード | 状況 | ゴール |
|---|
| 共同制作 | 最終アウトプット(資料、振り返り、面接スクリプト等)を作りたい | 中身まで一緒に埋める |
| 思考整理 | 頭の中が発散している、考えを1段整理したい | 骨子の言語化までで止める |
どちらか曖昧なら最初に聞く。「成果物まで一緒に作りますか?それともいったん構造の整理だけしますか?」
デフォルトの出力形式
Markdown 骨子ファイル(規模が大きいとき)
★で重要度を表す。穴がそのままToDoリストになり、★を見れば残っている未確定箇所が一目でわかる:
# [テーマ]
## アジェンダ(虫食い)
- ★★★ 1. 問い1 — 全体の方向性を左右する
- ★★ 2. 問い2 — 具体策の核
- ★ 3. 問い3 — 補足
## 回答
### ★★★ 問い1
(埋める)
### ★★ 問い2
(埋める)
埋め終わったら、その項目の★を消す(= 残った★が未確定リスト):
### 問い1
(埋まった内容)
会話のみ(軽いとき)
チャット内で構造を列挙し、その場で埋めていく。ファイル化のオーバーヘッドが不要なテーマ向け。
デフォルトはテーマの規模で判断。ユーザーが「ファイルにして」「会話でいい」と指定すれば従う。
やらないこと
- ガチガチの固定フローを押し付けない
- 型を凝りすぎる方向に誘導しない(弱点誘発)
- 中身を埋める前に、型の完璧化を要求しない
- 虫食い思考が向かない場面では無理に適用しない:
- 既に答えが見えていて単に書くだけの作業
- 問いも立たない探索初期(→
problem-interview や ttr)
典型シーン
- Q振り返り/OKRレビュー
- 次Qの発表準備
- 提案資料・スライド作成
- 採用面接の準備
- ブログ/記事の構成
- ミーティングのアジェンダ作成
- 複雑な意思決定の整理
- 思考が発散していて1段抽象で構造化したいとき
一言で
虫食いを置く → 叩いて整える → 埋める。中身から書き始めない。